カナダ政策金利発表とは?発表時間とカナダドル・原油の関係
カナダの政策金利発表は、資源国通貨のカナダドルが動く場面で、日本時間の22時45分か23時45分に結果が出ます。金利の判断に加えて、原油価格との連動という別の軸を持つのがカナダドルです。読み方と過去の値動きをまとめました。
- 発表時間
- 日本時間の22時45分(夏時間の期間)か、23時45分(それ以外)です。
- 主に見る銘柄
- CADJPY(このサイトの6回分を集計)
- 過去最大の値幅
- カナダ政策金利発表(2026年1月)の47銭(発表後30分)
目次
カナダ政策金利発表はどんな会合か
カナダ銀行が政策金利を決める会合で、年8回開かれます。発表は日本時間では夏時間の期間が22時45分、それ以外が23時45分です。
カナダは米国と経済のつながりが深く、米国の景気や金融政策の影響を受けやすい国です。そのため、米国側の状況と見比べながら判断されることが多くなります。
カナダ政策金利発表の数字の読み方
政策金利は、据え置きが続く時期が長いのはほかの中央銀行と同じです。
据え置きの回では、声明文で次の会合をどう示唆したかが材料になります。市場予想と結果が一致していても値が動いた回は、声明の中身が理由だったと考えられます。
カナダの政策金利は、米国の水準と近い動きをすることが多くなります。米国との経済のつながりが深いためです。そのぶん、カナダ独自の判断が出た回は市場の受け止めも大きくなります。
カナダ政策金利発表でなぜ為替・株価が動くのか
金利差を通じて為替に伝わる、という基本はほかの中央銀行と同じです。カナダの金利が上がりそうならカナダドルが買われやすくなります。
加えて、カナダは原油の産出国です。原油価格が上がるとカナダドルが買われやすいという関係があり、金融政策の判断にも資源価格の動向が影響します。金利の材料と資源の材料が同じ方向を向いた回は、値動きが大きくなりやすいといえます。
資源価格と金利という2つの材料があるということは、両者が逆を向く回もあるということです。金利が上がってもカナダドルがあまり買われない回があるのは、原油が同時に下げていた、といった事情が背景にあることがあります。
金融政策報告書と原油
年8回の会合のうち4回(1月・4月・7月・10月)は、経済と物価の見通しをまとめた金融政策報告書が同時に公表されます。発表のあとには総裁の記者会見もあり、先行きの説明が材料になります。
原油価格の動きも、カナダの景気と物価の見通しを通じて判断に影響します。原油が大きく下がった時期には、景気への配慮から利下げが意識されやすくなります。
カナダ政策金利発表で動きやすい通貨ペア・銘柄
中心はカナダドル円です。同じ時間帯のWTI原油の動きと並べると、資源価格の影響が混ざっていないかが分かります。
為替の動きが金利によるものか、原油の動きにつられたものかを切り分けるのに、この見比べが役に立ちます。
臨時の決定と大きな変更
カナダ銀行は年8回の決まった日に発表しますが、緊急の場面では臨時に決定することもあります。2020年3月には、決まった発表日ではない13日と27日にも利下げを行いました。
2022年7月13日には、市場が0.75%の利上げを見込んでいたところで、1%の利上げを決めています。このように、予想と違う幅の変更が出た回は、カナダドルの値動きが大きくなりやすくなります。
カナダ政策金利発表のチャートを見るときの注意点
カナダドル円は、ドル円やユーロ円に比べると取引が薄い銘柄です。同じ材料でも値が飛びやすい面があります。
発表が日本時間の夜で、米国市場が開いている時間帯です。米国側の材料が同時に出ていると、そちらの影響も混ざります。
カナダ政策金利発表の発表後30分を数字で見る
このサイトにあるカナダ政策金利発表の6回分について、既定の銘柄(CADJPY)が発表から30分でどう動いたかを数えました。ページを開くたびに、その時点のデータで数え直しています。
- 発表後30分の値幅(高値と安値の差)は平均23銭。最も大きかったのはカナダ政策金利発表(2026年1月)の47銭です。
- 結果が市場予想と同じだったのは6回です。
上がった・下がったは、発表直前の足の終値と、発表から30分後の終値を比べたものです。回数が少ないうちは偶然の影響が大きく、今後の値動きを示すものではありません。
よくある質問
- カナダ政策金利発表とは?
- カナダの政策金利発表は、資源国通貨のカナダドルが動く場面で、日本時間の22時45分か23時45分に結果が出ます。
- カナダ政策金利発表の発表時間は?
- 日本時間の22時45分(夏時間の期間)か、23時45分(それ以外)です。
- カナダ政策金利発表で、過去に一番大きく動いた発表は?
- このサイトにある6回分のうち、発表後30分の値幅(CADJPY)が最も大きかったのは、カナダ政策金利発表(2026年1月)の47銭です。
出典
- Bank of Canada slashes key interest rate to 0.25%|Global News
- Bank of Canada raises rates by full point to curb inflation|Al Jazeera
- Monetary Policy Report|Bank of Canada
「このサイトの1分足では」と書いた値は、このサイトのデータから読んだものです。