往復ビンタは、相場が一方向に大きく動いたあと、すぐに反対方向へ大きく戻る値動きのことです。初めの動きに乗った人も、逆に構えていた人も損切りにかかりやすく、損失が重なることからこう呼ばれます。起きやすい場面と、実際の1分足での見え方をまとめました。
FXの勉強は、取引の仕組み、チャートの読み方、相場が動く理由、実際の値動きでの確認、の順に進めると、前に学んだことが次の土台になります。段階ごとに押さえたい用語と、本・動画・デモ取引など勉強方法ごとの違いをまとめました。
FXで負ける原因は、相場の読み違いより、数量の大きすぎ・損切りの遅れ・値が飛ぶ場面への備え不足といった、損失の大きさに関わることが多いと言われます。損失が膨らむ仕組みと、負けたあとに見直したいこと、困ったときの相談先をまとめました。
移動平均線は、直近の一定の本数の終値を平均して、1本ずつずらしながら結んだ線です。短い線が長い線を上に抜けるとゴールデンクロス、下に抜けるとデッドクロスと呼ばれます。計算の例と、過去の平均なので値動きより遅れて動く理由を、実際の雇用統計の1分足で確かめます。
ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に、値動きのばらつき(標準偏差σ)の1〜3倍離した線を引いた指標です。値動きが静かなときは幅が狭く、荒れると広がります。±1σ・±2σ・±3σの意味と、発表の前に狭まったバンドが一気に広がる様子を、実際の1分足で解説します。
一目均衡表は、転換線・基準線・先行スパン(雲)・遅行スパンの5本の線で、値動きの流れと節目を一目で見るための日本生まれの指標です。値が雲の上にあるか下にあるかが、流れの目安として使われます。5本の線の計算と、9・26・52という本数の意味、雲の見方をまとめました。
映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は実話がもとで、米国の住宅ローン市場の崩壊をいち早く見抜いた投資家たちを描いた作品です。クリスチャン・ベールが演じたマイケル・バーリは実名で登場します。作品の先に起きたリーマンショックが、為替のチャートでどう見えたかも確かめます。
映画『マージン・コール』は、金融危機が表に出る直前の大手投資銀行の24時間を描いた作品で、舞台の銀行はリーマン・ブラザーズがモデルといわれています。自社の資産の危うさに気づいた社員たちと、経営陣が選んだ「売り切る」決断を追います。その後に市場で起きたことも確かめます。
『ハゲタカ』は、真山仁による経済小説で、バブル崩壊後の日本で外資系ファンドを率いる鷲津政彦が、経営の傾いた企業を次々と買収していく物語です。2007年のNHKのドラマ、2009年の映画、2018年のテレビ朝日のドラマと映像化されました。シリーズ4作目はリーマンショック直前が舞台です。
『FX戦士くるみちゃん』は、FX(外国為替証拠金取引)の世界に入っていく女子大生を描いた漫画(原作でむにゃん、作画炭酸だいすき)で、2026年10月にテレビアニメの放送が始まりました。作品が描くFXの怖さの背景にある「相場の急変」が実際にどう起きたのかも確かめます。
映画『ウォール・ストリート』(2010年)は、1987年の『ウォール街』の続編で、刑期を終えたゴードン・ゲッコーと若いトレーダーの物語を、2008年の金融危機のさなかのウォール街を舞台に描いた作品です。背景で進む危機が、実際の相場でどう見えたかも確かめます。
『リーマン・ブラザーズ 最後の4日間』は、2008年9月にリーマン・ブラザーズが破綻するまでの4日間を描いた、英国BBCのテレビ映画(2009年)です。買収に合意したバークレイズとの話が、英国の法律の手続きで間に合わなかった経緯を追います。週末明けの月曜の市場で何が起きたかも確かめます。
『ブレグジット EU離脱』は実話をもとにした英国のテレビ映画(2019年)で、2016年の国民投票で離脱派の運動を率いた選挙参謀ドミニク・カミングスを、ベネディクト・カンバーバッチが演じています。投票の結果が出た朝、ポンドがどれほど急落したのかも確かめます。
映画『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』は、金融危機のあとの米国で、住宅ローンを返せなくなり家を差し押さえられた男が、今度は差し押さえる側に回っていく姿を描いた作品です。舞台はフロリダ州オーランドです。危機のきっかけが市場でどう見えたかも確かめます。
ドル円(USD/JPY)は、米ドルと日本円の交換レートで、世界で2番目に多く取引されている通貨ペアです。1ドル=360円の固定相場から始まり、2011年には75円32銭、2024年には160円台を付けました。米国の金利、日本の金融政策、為替介入で大きく動く仕組みと、値の読み方をまとめました。
ユーロドル(EUR/USD)は、ユーロと米ドルの交換レートで、世界でもっとも多く取引されている通貨ペアです。円が入らないので、ドルそのものの強さを見るときの物差しにもなります。値の読み方と、ECBとFRBの金融政策で動く仕組みをまとめました。
ユーロ円(EUR/JPY)は、ユーロと日本円の交換レートで、ドルを含まない「クロス円」の代表です。値はおおむね「ユーロドル×ドル円」で決まるので、ユーロの材料でも円の材料でも動きます。値の決まり方と、どちらの材料で動いたかの見分け方をまとめました。
ポンド円(GBP/JPY)は、英ポンドと日本円の交換レートで、値動きの大きい通貨ペアとして知られています。英国の金融政策や政治の出来事に、円の材料が重なって動きます。値動きが大きくなる理由と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
豪ドル円(AUD/JPY)は、オーストラリアドルと日本円の交換レートで、資源国の通貨として中国経済や資源価格、世界の景気への見方でも動きます。日本時間の昼間に大きな材料が出る、珍しい通貨ペアです。資源国通貨の特徴と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
NZドル円(NZD/JPY)は、ニュージーランドドルと日本円の交換レートで、取引量の少ない通貨のため予想外の結果で大きく動きがちです。材料が出るのは、日本時間の早朝から午前中です。通貨の特徴と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
カナダドル円(CAD/JPY)は、カナダドルと日本円の交換レートで、資源国の通貨として原油価格との関係が深いとされます。米国との経済のつながりも深く、自国の材料以外でもよく動く通貨ペアです。値の決まり方と、何の材料で動いたかの見分け方をまとめました。
スイスフラン円(CHF/JPY)は、スイスフランと日本円の交換レートで、どちらも不安が高まる場面で買われやすい通貨どうしの組み合わせです。ふだんはおだやかな一方、2015年のスイスフランショックでは歴史的な急変を見せました。通貨の特徴と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
ユーロスイスフラン(EUR/CHF)は、ユーロとスイスフランの交換レートです。スイス国立銀行は2011年から3年以上、1ユーロ=1.20フランを下限として守り、2015年1月15日に予告なく撤廃しました。値の読み方と、下限が守られていた時期と撤廃の前後をまとめました。
日経平均株価は、東京証券取引所に上場する代表的な225社の株価から計算される、日本を代表する株価指数です。1989年12月29日に付けた38,915円87銭の最高値は、更新されるまで34年あまりかかりました。指数の仕組みと動く時間帯、動かす材料をまとめました。
NYダウ(ダウ工業株30種平均)は、米国を代表する30社の株価から計算される株価指数です。採用銘柄が30社と少なく、株価の高い会社ほど影響が大きい計算のため、S&P500とは動き方が少し違います。指数の仕組みと、動く時間帯・材料をまとめました。
S&P500は、米国の代表的な大企業およそ500社から計算される株価指数です。時価総額の大きい会社ほど影響が大きい計算で、米国の株式市場全体の動きを表す指数としてもっともよく使われます。指数の仕組みと、動く時間帯・材料をまとめました。
ナスダック100は、米国のナスダック市場に上場する、金融を除く時価総額上位100社から計算される株価指数です。上位に大手のハイテク企業が並び、金利の見通しに敏感に反応します。指数の仕組みと、金利に敏感な理由、動く時間帯をまとめました。
金(ゴールド)は、米国の金利やドルの動き、世界的な不安の高まりで価格が動く資産です。利息を生まないからこそ、金利の見通しが変わると値が動きます。ドル建ての値段と日本の円の値段の関係を含めた値の読み方と、金利・ドル・不安との関係をまとめました。
銀(シルバー)は、金と同じ貴金属ですが、工業用の需要も大きいのが特徴です。同じ瞬間でも、割合で見ると金より大きく動くことがよくあります。金との値動きの違いや金銀比価の見方と、銀の値段を動かす材料をまとめました。
WTI原油は、米国で取引される原油の代表的な価格で、世界の原油価格の指標のひとつです。産油国の生産の方針や地政学上の緊張、景気の見通しで動き、物価や通貨にも影響します。物価や通貨への影響と、原油価格を動かす材料をまとめました。
pips(ピップス)は、為替の値動きの大きさを数える単位で、ドル円なら1pips=0.01円(1銭)、ユーロドルなら1pips=0.0001ドルです。円が入るかどうかで数える桁が2つ違うため、取り違えると値幅を100倍に読み誤ります。通貨ペアごとの数え方と、損益への直し方をまとめます。
スプレッドは、FXで買うときの値段と売るときの値段の差で、取引するたびにかかる実質的なコストです。ドル円の売値が150.000円、買値が150.002円なら0.2銭です。1万通貨なら1回の取引で20円にあたるコストの計算と、経済指標の発表の前後などに広がる理由をまとめました。
レバレッジは、預けたお金(証拠金)の何倍の金額を取引できるかを表す倍率で、日本の個人向けFXでは最大25倍です。1ドル=150円のとき、ドル円1万通貨(150万円分)は証拠金6万円で取引できます。損益は取引する金額に対して生まれるので、倍率を上げるほど同じ値動きで口座が大きく揺れます。
証拠金維持率は、「口座の資産÷保有中の建玉に必要な証拠金×100%」で計算する、口座の余裕を表す割合です。資産300万円でドル円10万通貨を150円で買った場合、維持率は500%から始まり、ドル円が125円まで下がると100%になります。計算の例と、下がりすぎたときに起きることをまとめました。
ロスカットは、含み損が膨らんで証拠金維持率が一定の水準を下回ったときに、FX会社が建玉を強制的に決済する仕組みです。ただし相場が一瞬で飛ぶと、決めた水準では決済されず、預けた資金を超える損失が出ることもあります。仕組みと、スイスフランショックで起きたことを解説します。
ローソク足は、一定の時間の値動きを始値・高値・安値・終値の4つの値で1本に表したもので、値上がりした足を陽線、値下がりした足を陰線と呼びます。1本の形から、その時間に値がどこまで行ってどこへ戻ったかまで読み取れます。各部の名前と見方を、図と実際の発表の足でまとめました。
ヒゲは、ローソク足の実体から上下に伸びる細い線で、その時間の高値と安値を表します。長いヒゲは、一時的に大きく動いたあと押し戻されたことを示し、終値だけを見ていると分からない振れ幅を教えてくれます。上ヒゲ・下ヒゲの読み方と、発表の足に長いヒゲが付く理由をまとめました。
窓(ギャップ)は、前の足の終値と次の足の始値の間にできる値の空白で、週末や取引の停止をはさんで大きな材料が出たときに現れます。為替は平日ほぼ24時間取引されるため、窓ができやすいのは週明けの月曜の朝です。窓ができる仕組みと、窓が取引に与える影響をまとめました。
時間足は、ローソク足1本がどれだけの時間の値動きを表すかの区切りで、1分足なら1分、日足なら1日が1本になります。長い時間足の1本は、短い時間足の何本かをまとめて作れます。まとめ方の仕組みと、短い足と長い足の使い分けをまとめました。
ボラティリティは、値動きの大きさ(変動の激しさ)を表す言葉です。値動きのばらつきを1年あたりの値(年率)に直して表すのが一般的で、値が大きいほど短い時間で大きく上下します。代表的な測り方と、年率に直す考え方、数字を見るときの注意点をまとめました。
円高はドル円の数字が小さくなること、円安は大きくなることです。1ドル=150円から140円になるのが円高、160円になるのが円安で、言葉の印象と数字の向きが逆に見えるため混乱しやすいところです。数字の読み方と、暮らしや企業への影響、記録的な円高・円安の場面を解説します。
クロス円は、ドル以外の通貨と円の組み合わせの通貨ペア(ユーロ円・ポンド円・豪ドル円など)で、値はおおむね「その通貨の対ドルの値×ドル円」で決まります。そのため、円全体が動く為替介入の日には、クロス円もそろって動きます。値の決まり方と、何の材料で動いたかの見分け方をまとめました。
リスクオフは、世界的に不安が高まり、投資家が株や資源国の通貨を売って、円・スイスフラン・金などの安全とみなされる資産に資金を移す動きです。日本に関係の無い出来事でも円高が進むのはこのためです。円が買われる理由と、リスクオフのときに為替・株・金がどう動きやすいかをまとめました。
経済指標の市場予想(予想値・コンセンサス)は、金融機関のエコノミストなどの予測をまとめた、発表前の見通しの目安です。相場は結果そのものより、この予想との差に反応すると言われます。予想の作られ方と、上振れ・下振れの読み方、予想どおりでも動く理由をまとめました。
「織り込み」は、将来の出来事への見通しが、すでに今の値段に反映されていることです。予想どおりの結果なら大きく動かないはずですが、実際には予想どおりの発表でも相場が動くことがあります。織り込みの考え方と、予想どおりでも動く理由をFOMCの例で解説します。
相場のサプライズは、発表の内容が市場の想定から大きく外れることで、織り込まれていなかった分だけ値段が一気に動きます。代表例は、2013年の黒田砲と2015年のスイスフランショックです。サプライズが起きる仕組みと、2つの実例で何が起きたかを解説します。
覆面介入は、政府・日銀が為替介入を行っても、その場では実施を公表しない介入です。実際に行われたかどうかと金額は、財務省が後から公表する実績(月ごとの合計はおおむね月末、日ごとの内訳は四半期ごと)で確かめられます。介入の仕組みと、公表を待たずに見分ける手がかりをまとめました。
夏時間(サマータイム)は、夏のあいだ時計を1時間進める制度で、米国が夏時間の間は、雇用統計やFOMCなどの発表が日本時間で1時間早くなります。雇用統計なら22時30分が21時30分に、FOMCなら午前4時が3時です。切り替えの時期と、発表時刻のずれ方をまとめました。
損切りは、含み損を抱えたポジションを決済して、損失を確定させることです。逆指値注文を置いておけば決めた値段で自動的に決済を試みますが、相場が一瞬で飛ぶ場面では、その値段から離れたところで決済されることもあります。仕組みと計算の例、急変時の注意点をまとめました。
FIFO(先入れ先出し)は、同じ銘柄のポジションを複数持っているときに、先に持ったものから順に決済するルールです。どのポジションが決済されるかで、その時点で確定する損益が変わります。計算の例と、両建て・決済するポジションを選ぶ場合との違いをまとめました。
FRB(米連邦準備制度)は米国の中央銀行にあたる仕組みで、雇用の最大化と物価の安定という2つの目標を掲げ、年8回のFOMCで政策金利を決めます。米ドルは世界でもっとも多く取引される通貨なので、その決定は世界中の金利・為替・株価に響きます。組織の仕組みと決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
ECB(欧州中央銀行)は、ユーロを使う国々に共通する金融政策を決める中央銀行で、物価上昇率2%を目標に、おおむね6週間おきに政策金利を決めます。国ごとに景気が違っても金利は1つしか決められないのが、ほかの中央銀行に無い難しさです。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
日本銀行(日銀)は日本の中央銀行で、2%の物価安定の目標を掲げ、年8回の金融政策決定会合で政策金利を決めます。ほかの主要な中央銀行と違い、決定の発表時刻が事前に決まっていないのが特徴です。役割と決め方、長い金融緩和からの歩み、政策金利の決定の記録をまとめました。
イングランド銀行(BOE)は英国の中央銀行で、9人の委員の投票で政策金利を決め、その投票の内訳も同時に公表します。据え置きの決定でも、何人が利上げや利下げに票を投じたかで、ポンドが動くことがあります。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
豪州準備銀行(RBA)はオーストラリアの中央銀行で、物価上昇率2〜3%を目標に政策金利を決め、結果は日本時間の昼に発表されます。資源を多く輸出する国の中央銀行なので、その判断は中国経済や資源価格とも切り離せません。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)はニュージーランドの中央銀行で、年7回の会合で政策金利(OCR)を決め、結果は日本時間の午前中に出ます。取引の少ない通貨の中央銀行なので、決定が予想と違ったときのNZドルの動きは大きくなりがちです。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
カナダ銀行(BOC)はカナダの中央銀行で、物価上昇率2%を目標に、年8回の会合で政策金利を決めます。米国と経済のつながりが深く、原油などの資源も多く産出する国なので、カナダドルは自国の金利のほかに米国の材料や原油価格でも動きます。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
スイス国立銀行(SNB)はスイスの中央銀行で、政策金利を決める会合は年4回と少なく、2015年には為替の上限を予告なく撤廃してスイスフランショックを引き起こしました。金利だけでなく、為替市場での介入も手段として使ってきた中央銀行です。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
ニクソン・ショックは、1971年8月15日に米国がドルと金の交換を停止した出来事で、1ドル=360円の固定相場の時代を終わらせました。円は同じ年の12月に308円に切り上げられ、1973年には変動相場制に移っています。今の為替相場の出発点になった経緯を解説します。
プラザ合意は、1985年9月22日に先進5か国(G5)が行きすぎたドル高を協調して是正することで合意したものです。合意から1日でドル円は20円ほど円高に動き、翌年7月には150円台に達しました。経緯と、その後の日本経済への影響を解説します。
ブラックマンデーは、1987年10月19日の月曜日に起きたニューヨーク株式市場の大暴落で、NYダウは1日で508ドル(22.6%)下げました。翌日の日経平均は3,836円安と、2024年8月まで破られなかった過去最大の下げ幅でした。何が起きたのかを解説します。
日本のバブル崩壊は、1989年12月29日に日経平均が38,915円87銭の最高値を付けたあと、1990年から株価と地価が崩れていった出来事です。この最高値が更新されたのは、34年あまり後の2024年2月22日でした。何が起きたのかと、その後の長い低迷を解説します。
ポンド危機(ブラック・ウェンズデー)は、1992年9月16日に英ポンドが売り浴びせられ、英国が欧州為替相場メカニズム(ERM)から離脱した出来事です。イングランド銀行は1日のうちに政策金利を12%に上げ、さらに15%への引き上げを打ち出しても、売りを止められませんでした。ソロス氏との攻防とあわせて解説します。
アジア通貨危機は、1997年7月2日にタイがドルとの交換比率を固定する仕組みをやめたことをきっかけに、アジアの国々の通貨が次々と暴落した出来事です。韓国やインドネシアにも広がり、各国はIMFなどの支援を受けました。広がった仕組みを解説します。
1998年の円急騰は、10月7日から8日にかけての48時間で、ドル円が20円以上も円高に動いた出来事です。ロシア危機と米国の大手ヘッジファンドLTCMの破綻をきっかけに、円キャリートレードの解消が進んだためとされます。為替の歴史のなかでも際立つ急変を解説します。
ITバブル崩壊は、1990年代末に期待だけで急騰したインターネット関連の会社の株価が、2000年から崩れた出来事です。ナスダック総合指数は、2000年3月10日の最高値5,048.62から2002年10月9日の1,114.11まで、およそ78%下げました。何が起きたのかを解説します。
2001年9月11日の米国同時多発テロのあと、ニューヨーク株式市場は14日まで4日間取引を止め、再開した9月17日にNYダウは684ドル下げました。再開から1週間の下落率は14%を超えています。市場が止まったあとに何が起き、各国の当局がどう動いたかを解説します。
欧州債務危機は、2009年にギリシャの財政赤字の過少報告が明らかになったことから始まり、ユーロ圏の国々へ広がった危機です。2010年のEU・IMFによる支援を経て、2012年のECBのドラギ総裁の「何でもする」発言が、沈静化の大きな転機になりました。流れを解説します。
円の史上最高値は、2011年10月31日の1ドル=75円32銭です。政府・日銀は同じ日に、1日としては当時過去最大の8兆722億円の円売り介入を行いました。記録的な円高の時代と、その終わりを解説します。
2024年8月5日、日経平均は4,451円(12.4%)下げ、ブラックマンデーの翌日を超える過去最大の下げ幅を記録しました。翌6日には3,217円上げ、今度は過去最大の上げ幅です。米国の景気への不安と急な円高が重なった経緯を解説します。
レバレッジ、ロスカット、損切り、pipsなど、FXの物語を見るときに知っておくと分かりやすい用語をまとめました。『FX戦士くるみちゃん』は、2026年10月にテレビアニメの放送が始まった、FXを題材にした物語です。作中の場面や物語の展開には触れず、実際の相場の急変と一緒に紹介します。
ジャクソンホール会議は、米国の中央銀行関係者や経済学者が集まる経済シンポジウムで、FRB議長の講演が金融政策を占う場として注目されます。毎年8月の講演1本で、秋以降のドル相場の流れが変わることがあります。講演の読み方と、過去の講演直後の値動きをまとめました。
イギリスの消費者物価指数(CPI)は、英国の物価がどれだけ上がったかを示す指標で、日本時間の15時か16時に発表されます。イングランド銀行の利上げ・利下げの判断に直結するので、市場予想との差でポンドが動きます。数字の読み方と過去の値動きを紹介します。
ユーロ圏の消費者物価指数(HICP)は、ユーロを使う国々の物価の伸びを示す指標で、速報値は日本時間の18時か19時に発表されます。月末から月初に出る速報値が、ECBの次の一手を占う材料になります。数字の読み方と過去の値動きを紹介します。
カナダの雇用統計は、雇用者数と失業率を毎月伝える指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。米国の雇用統計と同じ時刻に出る月が多く、カナダドルがどちらの数字に反応したのかを見分けるのがポイントです。見分け方を過去の値動きで紹介します。
オーストラリアの雇用統計は、豪州の雇用者数と失業率を毎月伝える指標で、日本時間の9時30分か10時30分に発表されます。豪ドルがもっともよく反応する指標のひとつです。豪州準備銀行の金利判断との関係と、過去の値動きを紹介します。
ニュージーランドの消費者物価指数(CPI)は、NZの物価の伸びを3か月ごとに示し、日本時間の早朝6時45分か7時45分に発表されます。年に4回しか出ないぶん、1回の重みが大きい物価の指標です。準備銀行の利上げ判断を通じてNZドルを動かす仕組みと、過去の値動きを紹介します。
スイスの消費者物価指数(CPI)は、日本時間の15時30分か16時30分に発表され、スイス国立銀行の金利判断やフラン高への対応を占う材料になります。物価の伸びがほかの先進国よりずっと低い国の、物価の指標です。過去の値動きをまとめました。
米国の小売売上高は、小売店や飲食店の売上がどれだけ増えたかを示す毎月の指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。個人消費の勢いを毎月いち早く映すので、市場予想との差でドル相場や株価が動きます。数字の読み方と過去の値動きをまとめました。
PCEデフレーターは、米国の個人消費にかかる物価の伸びを示す指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。FRBが物価目標の基準にしているのは、この数字です。利上げ・利下げの見通しを通じてドル相場を動かす仕組みと、過去の値動きを紹介します。
ISM非製造業景況指数は、米国のサービス業の景気がよくなっているかを示し、50を境に拡大と縮小を判断します。米国経済の大部分を占めるサービス業の勢いを、いち早く映す指数です。発表は日本時間の23時か翌0時。過去の発表直後の値動きを紹介します。
米国の生産者物価指数(PPI)は、企業が売る商品やサービスの価格の伸びを示す指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。市場予想から大きく外れても、相場があまり動かない回が多い。それがこの指標の変わったところです。見方と過去の値動きを紹介します。
日銀短観は、日本銀行が全国の企業に景気の実感を聞く四半期ごとの調査で、日本時間の8時50分に発表されます。為替を大きく動かす指標ではありませんが、日銀の利上げ判断の材料として毎回注目されます。業況判断の見方と過去の値動きを紹介します。
FOMCは米国の政策金利を決める会合で、年8回、日本時間の午前3時か4時に結果が出ます。ドル円を動かすのは、金利の数字そのものより、声明文や議長会見の言葉づかいであることも珍しくありません。何が発表され、なぜ値が飛ぶのかを、過去の発表の値動きとあわせて整理します。
米国の雇用統計は、景気の強さを示す月次の指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。結果が市場予想から外れると、ドル円も株価指数も数十秒のうちに大きく振れることがあります。非農業部門雇用者数・失業率の読み方と、発表直後の値動きを紹介します。
米国の消費者物価指数(CPI)は、物価がどれだけ上がったかを示す指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。金融政策の判断に直結するため、市場予想とのわずかな差でも、ドル円や株価が大きく動くことがあります。数字の読み方と、発表直後の値動きを紹介します。
新規失業保険申請件数は、米国で毎週発表される雇用の指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。1回ごとの注目度は雇用統計に及びませんが、毎週出るぶん、労働市場の変化をいち早く映します。数字の読み方と過去の値動きをまとめました。
ISM製造業景況指数は、米国の製造業の担当者へのアンケートから作られ、日本時間の23時か翌0時に発表されます。50という節目のどちら側にいるかで、景気の方向が一目で分かる指数です。数字の読み方と、過去の発表直後の値動きを紹介します。
GDP速報値は、米国経済が四半期にどれだけ成長したかを最初に示す数字で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。すでに終わった期間の集計なので驚きは少なめ。それでも予想から大きく外れた回は、相場がはっきり反応します。過去の値動きをまとめました。
ECB政策金利発表は、ユーロ圏の金融政策を決める会合で、結果は日本時間の21時15分か22時15分に出ます。ユーロが動くのは、金利の発表そのものより、その30分後に始まる総裁の記者会見であることが多い会合です。発表と会見の読み方を、過去の値動きとあわせて整理します。
イギリスの政策金利発表は、金利に加えて「誰が何に投票したか」が同時に公表され、日本時間の20時か21時に結果が出ます。金利が据え置きでも、委員の票が割れていればポンドが動く。それがこの発表の特徴です。投票結果の読み方と過去の値動きをまとめました。
日銀の金融政策決定会合は、日本の金融政策を決める場で、結果は東京市場が開いている日本時間の昼ごろに出ます。発表の時刻が事前に決まっていないので、待っている時間そのものが相場の材料になる。それが日銀の会合の珍しいところです。発表の読み方と、ドル円の過去の値動きを紹介します。
カナダの政策金利発表は、資源国通貨のカナダドルが動く場面で、日本時間の22時45分か23時45分に結果が出ます。金利の判断に加えて、原油価格との連動という別の軸を持つのがカナダドルです。読み方と過去の値動きをまとめました。
オーストラリアの政策金利発表は、日本時間の12時30分か13時30分に結果が出る、昼に結果が分かる数少ない海外の金融政策イベントです。豪ドルが金利だけでは説明できない動きをする理由と、過去の値動きをまとめました。
ニュージーランドの政策金利発表は、日本時間の10時か11時、東京市場が開いたばかりの時間帯に結果が出ます。取引される量が少ない通貨なので、サプライズがあったときのNZドルの動きは主要通貨より大きくなりがちです。読み方と過去の値動きを紹介します。
スイスの政策金利発表は、日本時間の16時30分か17時30分に結果が出ます。会合は年4回だけ。間が長いぶん市場の予想が割れやすく、サプライズが出たときのスイスフランの動きは急になります。読み方と過去の値動きを紹介します。
為替介入は、政府・日銀が市場で通貨を売り買いして、行きすぎた為替の動きを止めようとする操作です。円買い介入では、ドル円が数分で数円下げることがあり、1日の金額は5兆円を超えたこともあります。仕組みと、なぜそこまで動くのか、過去の金額をまとめました。
レートチェックは、日銀が金融機関に為替の水準を問い合わせる行為です。実際に売り買いをしていないのに、報じられただけでドル円が1円以上下げることがあります。2026年1月23日には、30分で約1.7円下げました。介入の前触れとして受け止められる理由と、介入との違いを解説します。
リーマンショックは、2008年9月に米大手投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻した出来事です。週末に破綻が伝わり、月曜の最初の1分足は、金曜の終値より2.3円も円高の水準で始まりました。世界の金融市場が同時に急落した当時のドル円と株価の動きを振り返ります。
黒田砲は、2013年4月に日銀が打ち出した大規模な金融緩和(量的・質的金融緩和)を指す言い方です。日銀の発表から1時間ほどで、ドル円は1.4円円安に動きました。日本の金融政策の発表としては大きな動きです。市場の想定を超えた規模と、その後の円安・株高を振り返ります。
スイスフランショックは、2015年1月にスイス国立銀行が為替の下限を突然撤廃し、スイスフランが数分で急騰した出来事です。下限が外れた直後、ユーロスイスフランは1.20から1.03台まで一気に下げ、その間の値段では取引が成り立ちませんでした。値が飛んだ瞬間と、FX会社の破綻まで広がった影響を解説します。
ブレグジットは、2016年の国民投票で英国のEU離脱が決まった出来事です。開票が進むにつれて、ポンド円は30分で約9円下げました。ふだんなら数週間から数か月かけて動くような幅です。予想を覆した開票と、段階的に下げたポンドの動きを振り返ります。
2016年の米大統領選は、同じ材料でも受け止めが変わり得ることを示す例です。当選が確実になった日、最初は株安・円高、その後は株高・ドル高と、相場が一日のうちに正反対へ振れました。日経平均は翌日、その年最大の1,092円高で下げを取り戻しています。当日の値動きを振り返ります。
トランプ関税ショックは、2025年4月に米国が広範な関税の導入を発表し、世界の株式市場が急落した出来事です。発表から1時間で、S&P500に連動する銘柄は4.6%下げました。ふだんの1日の値動きを大きく超える幅です。急落から、90日間の停止による急反発までを振り返ります。
2022年2月24日、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始しました。侵攻が伝わった直後の1時間、原油はほとんど動いていません。大きな値上がりは、そのあと数日から数週間かけて、制裁の広がりとともに進みました。原油や金が急騰していった流れを解説します。
コロナショックは、2020年3月に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて世界の株式市場が同時に暴落した局面です。米国で取引を止める措置が繰り返し発動され、NYダウは1日で2,997ドル下げました。NYダウが過去最大の下げ幅を記録した当時の動きを振り返ります。
東日本大震災は、2011年3月11日に発生し、日本の市場が取引時間中に直面した災害です。地震の直後30分、ドル円は円高ではなく、わずかに円安の方向に動いていました。円が本格的に買われたのは数日後です。3月17日に当時の史上最高値となる76円台を付けるまでの、円相場と日経平均の動きを解説します。
実際に取引を始める方に向けて、おすすめのFX会社を紹介するページを掲載予定です。
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往復ビンタは、相場が一方向に大きく動いたあと、すぐに反対方向へ大きく戻る値動きのことです。初めの動きに乗った人も、逆に構えていた人も損切りにかかりやすく、損失が重なることからこう呼ばれます。起きやすい場面と、実際の1分足での見え方をまとめました。
FXの勉強は、取引の仕組み、チャートの読み方、相場が動く理由、実際の値動きでの確認、の順に進めると、前に学んだことが次の土台になります。段階ごとに押さえたい用語と、本・動画・デモ取引など勉強方法ごとの違いをまとめました。
FXで負ける原因は、相場の読み違いより、数量の大きすぎ・損切りの遅れ・値が飛ぶ場面への備え不足といった、損失の大きさに関わることが多いと言われます。損失が膨らむ仕組みと、負けたあとに見直したいこと、困ったときの相談先をまとめました。
移動平均線は、直近の一定の本数の終値を平均して、1本ずつずらしながら結んだ線です。短い線が長い線を上に抜けるとゴールデンクロス、下に抜けるとデッドクロスと呼ばれます。計算の例と、過去の平均なので値動きより遅れて動く理由を、実際の雇用統計の1分足で確かめます。
ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に、値動きのばらつき(標準偏差σ)の1〜3倍離した線を引いた指標です。値動きが静かなときは幅が狭く、荒れると広がります。±1σ・±2σ・±3σの意味と、発表の前に狭まったバンドが一気に広がる様子を、実際の1分足で解説します。
一目均衡表は、転換線・基準線・先行スパン(雲)・遅行スパンの5本の線で、値動きの流れと節目を一目で見るための日本生まれの指標です。値が雲の上にあるか下にあるかが、流れの目安として使われます。5本の線の計算と、9・26・52という本数の意味、雲の見方をまとめました。
映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は実話がもとで、米国の住宅ローン市場の崩壊をいち早く見抜いた投資家たちを描いた作品です。クリスチャン・ベールが演じたマイケル・バーリは実名で登場します。作品の先に起きたリーマンショックが、為替のチャートでどう見えたかも確かめます。
映画『マージン・コール』は、金融危機が表に出る直前の大手投資銀行の24時間を描いた作品で、舞台の銀行はリーマン・ブラザーズがモデルといわれています。自社の資産の危うさに気づいた社員たちと、経営陣が選んだ「売り切る」決断を追います。その後に市場で起きたことも確かめます。
『ハゲタカ』は、真山仁による経済小説で、バブル崩壊後の日本で外資系ファンドを率いる鷲津政彦が、経営の傾いた企業を次々と買収していく物語です。2007年のNHKのドラマ、2009年の映画、2018年のテレビ朝日のドラマと映像化されました。シリーズ4作目はリーマンショック直前が舞台です。
『FX戦士くるみちゃん』は、FX(外国為替証拠金取引)の世界に入っていく女子大生を描いた漫画(原作でむにゃん、作画炭酸だいすき)で、2026年10月にテレビアニメの放送が始まりました。作品が描くFXの怖さの背景にある「相場の急変」が実際にどう起きたのかも確かめます。
映画『ウォール・ストリート』(2010年)は、1987年の『ウォール街』の続編で、刑期を終えたゴードン・ゲッコーと若いトレーダーの物語を、2008年の金融危機のさなかのウォール街を舞台に描いた作品です。背景で進む危機が、実際の相場でどう見えたかも確かめます。
『リーマン・ブラザーズ 最後の4日間』は、2008年9月にリーマン・ブラザーズが破綻するまでの4日間を描いた、英国BBCのテレビ映画(2009年)です。買収に合意したバークレイズとの話が、英国の法律の手続きで間に合わなかった経緯を追います。週末明けの月曜の市場で何が起きたかも確かめます。
『ブレグジット EU離脱』は実話をもとにした英国のテレビ映画(2019年)で、2016年の国民投票で離脱派の運動を率いた選挙参謀ドミニク・カミングスを、ベネディクト・カンバーバッチが演じています。投票の結果が出た朝、ポンドがどれほど急落したのかも確かめます。
映画『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』は、金融危機のあとの米国で、住宅ローンを返せなくなり家を差し押さえられた男が、今度は差し押さえる側に回っていく姿を描いた作品です。舞台はフロリダ州オーランドです。危機のきっかけが市場でどう見えたかも確かめます。
ドル円(USD/JPY)は、米ドルと日本円の交換レートで、世界で2番目に多く取引されている通貨ペアです。1ドル=360円の固定相場から始まり、2011年には75円32銭、2024年には160円台を付けました。米国の金利、日本の金融政策、為替介入で大きく動く仕組みと、値の読み方をまとめました。
ユーロドル(EUR/USD)は、ユーロと米ドルの交換レートで、世界でもっとも多く取引されている通貨ペアです。円が入らないので、ドルそのものの強さを見るときの物差しにもなります。値の読み方と、ECBとFRBの金融政策で動く仕組みをまとめました。
ユーロ円(EUR/JPY)は、ユーロと日本円の交換レートで、ドルを含まない「クロス円」の代表です。値はおおむね「ユーロドル×ドル円」で決まるので、ユーロの材料でも円の材料でも動きます。値の決まり方と、どちらの材料で動いたかの見分け方をまとめました。
ポンド円(GBP/JPY)は、英ポンドと日本円の交換レートで、値動きの大きい通貨ペアとして知られています。英国の金融政策や政治の出来事に、円の材料が重なって動きます。値動きが大きくなる理由と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
豪ドル円(AUD/JPY)は、オーストラリアドルと日本円の交換レートで、資源国の通貨として中国経済や資源価格、世界の景気への見方でも動きます。日本時間の昼間に大きな材料が出る、珍しい通貨ペアです。資源国通貨の特徴と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
NZドル円(NZD/JPY)は、ニュージーランドドルと日本円の交換レートで、取引量の少ない通貨のため予想外の結果で大きく動きがちです。材料が出るのは、日本時間の早朝から午前中です。通貨の特徴と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
カナダドル円(CAD/JPY)は、カナダドルと日本円の交換レートで、資源国の通貨として原油価格との関係が深いとされます。米国との経済のつながりも深く、自国の材料以外でもよく動く通貨ペアです。値の決まり方と、何の材料で動いたかの見分け方をまとめました。
スイスフラン円(CHF/JPY)は、スイスフランと日本円の交換レートで、どちらも不安が高まる場面で買われやすい通貨どうしの組み合わせです。ふだんはおだやかな一方、2015年のスイスフランショックでは歴史的な急変を見せました。通貨の特徴と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
ユーロスイスフラン(EUR/CHF)は、ユーロとスイスフランの交換レートです。スイス国立銀行は2011年から3年以上、1ユーロ=1.20フランを下限として守り、2015年1月15日に予告なく撤廃しました。値の読み方と、下限が守られていた時期と撤廃の前後をまとめました。
日経平均株価は、東京証券取引所に上場する代表的な225社の株価から計算される、日本を代表する株価指数です。1989年12月29日に付けた38,915円87銭の最高値は、更新されるまで34年あまりかかりました。指数の仕組みと動く時間帯、動かす材料をまとめました。
NYダウ(ダウ工業株30種平均)は、米国を代表する30社の株価から計算される株価指数です。採用銘柄が30社と少なく、株価の高い会社ほど影響が大きい計算のため、S&P500とは動き方が少し違います。指数の仕組みと、動く時間帯・材料をまとめました。
S&P500は、米国の代表的な大企業およそ500社から計算される株価指数です。時価総額の大きい会社ほど影響が大きい計算で、米国の株式市場全体の動きを表す指数としてもっともよく使われます。指数の仕組みと、動く時間帯・材料をまとめました。
ナスダック100は、米国のナスダック市場に上場する、金融を除く時価総額上位100社から計算される株価指数です。上位に大手のハイテク企業が並び、金利の見通しに敏感に反応します。指数の仕組みと、金利に敏感な理由、動く時間帯をまとめました。
金(ゴールド)は、米国の金利やドルの動き、世界的な不安の高まりで価格が動く資産です。利息を生まないからこそ、金利の見通しが変わると値が動きます。ドル建ての値段と日本の円の値段の関係を含めた値の読み方と、金利・ドル・不安との関係をまとめました。
銀(シルバー)は、金と同じ貴金属ですが、工業用の需要も大きいのが特徴です。同じ瞬間でも、割合で見ると金より大きく動くことがよくあります。金との値動きの違いや金銀比価の見方と、銀の値段を動かす材料をまとめました。
WTI原油は、米国で取引される原油の代表的な価格で、世界の原油価格の指標のひとつです。産油国の生産の方針や地政学上の緊張、景気の見通しで動き、物価や通貨にも影響します。物価や通貨への影響と、原油価格を動かす材料をまとめました。
pips(ピップス)は、為替の値動きの大きさを数える単位で、ドル円なら1pips=0.01円(1銭)、ユーロドルなら1pips=0.0001ドルです。円が入るかどうかで数える桁が2つ違うため、取り違えると値幅を100倍に読み誤ります。通貨ペアごとの数え方と、損益への直し方をまとめます。
スプレッドは、FXで買うときの値段と売るときの値段の差で、取引するたびにかかる実質的なコストです。ドル円の売値が150.000円、買値が150.002円なら0.2銭です。1万通貨なら1回の取引で20円にあたるコストの計算と、経済指標の発表の前後などに広がる理由をまとめました。
レバレッジは、預けたお金(証拠金)の何倍の金額を取引できるかを表す倍率で、日本の個人向けFXでは最大25倍です。1ドル=150円のとき、ドル円1万通貨(150万円分)は証拠金6万円で取引できます。損益は取引する金額に対して生まれるので、倍率を上げるほど同じ値動きで口座が大きく揺れます。
証拠金維持率は、「口座の資産÷保有中の建玉に必要な証拠金×100%」で計算する、口座の余裕を表す割合です。資産300万円でドル円10万通貨を150円で買った場合、維持率は500%から始まり、ドル円が125円まで下がると100%になります。計算の例と、下がりすぎたときに起きることをまとめました。
ロスカットは、含み損が膨らんで証拠金維持率が一定の水準を下回ったときに、FX会社が建玉を強制的に決済する仕組みです。ただし相場が一瞬で飛ぶと、決めた水準では決済されず、預けた資金を超える損失が出ることもあります。仕組みと、スイスフランショックで起きたことを解説します。
ローソク足は、一定の時間の値動きを始値・高値・安値・終値の4つの値で1本に表したもので、値上がりした足を陽線、値下がりした足を陰線と呼びます。1本の形から、その時間に値がどこまで行ってどこへ戻ったかまで読み取れます。各部の名前と見方を、図と実際の発表の足でまとめました。
ヒゲは、ローソク足の実体から上下に伸びる細い線で、その時間の高値と安値を表します。長いヒゲは、一時的に大きく動いたあと押し戻されたことを示し、終値だけを見ていると分からない振れ幅を教えてくれます。上ヒゲ・下ヒゲの読み方と、発表の足に長いヒゲが付く理由をまとめました。
窓(ギャップ)は、前の足の終値と次の足の始値の間にできる値の空白で、週末や取引の停止をはさんで大きな材料が出たときに現れます。為替は平日ほぼ24時間取引されるため、窓ができやすいのは週明けの月曜の朝です。窓ができる仕組みと、窓が取引に与える影響をまとめました。
時間足は、ローソク足1本がどれだけの時間の値動きを表すかの区切りで、1分足なら1分、日足なら1日が1本になります。長い時間足の1本は、短い時間足の何本かをまとめて作れます。まとめ方の仕組みと、短い足と長い足の使い分けをまとめました。
ボラティリティは、値動きの大きさ(変動の激しさ)を表す言葉です。値動きのばらつきを1年あたりの値(年率)に直して表すのが一般的で、値が大きいほど短い時間で大きく上下します。代表的な測り方と、年率に直す考え方、数字を見るときの注意点をまとめました。
円高はドル円の数字が小さくなること、円安は大きくなることです。1ドル=150円から140円になるのが円高、160円になるのが円安で、言葉の印象と数字の向きが逆に見えるため混乱しやすいところです。数字の読み方と、暮らしや企業への影響、記録的な円高・円安の場面を解説します。
クロス円は、ドル以外の通貨と円の組み合わせの通貨ペア(ユーロ円・ポンド円・豪ドル円など)で、値はおおむね「その通貨の対ドルの値×ドル円」で決まります。そのため、円全体が動く為替介入の日には、クロス円もそろって動きます。値の決まり方と、何の材料で動いたかの見分け方をまとめました。
リスクオフは、世界的に不安が高まり、投資家が株や資源国の通貨を売って、円・スイスフラン・金などの安全とみなされる資産に資金を移す動きです。日本に関係の無い出来事でも円高が進むのはこのためです。円が買われる理由と、リスクオフのときに為替・株・金がどう動きやすいかをまとめました。
経済指標の市場予想(予想値・コンセンサス)は、金融機関のエコノミストなどの予測をまとめた、発表前の見通しの目安です。相場は結果そのものより、この予想との差に反応すると言われます。予想の作られ方と、上振れ・下振れの読み方、予想どおりでも動く理由をまとめました。
「織り込み」は、将来の出来事への見通しが、すでに今の値段に反映されていることです。予想どおりの結果なら大きく動かないはずですが、実際には予想どおりの発表でも相場が動くことがあります。織り込みの考え方と、予想どおりでも動く理由をFOMCの例で解説します。
相場のサプライズは、発表の内容が市場の想定から大きく外れることで、織り込まれていなかった分だけ値段が一気に動きます。代表例は、2013年の黒田砲と2015年のスイスフランショックです。サプライズが起きる仕組みと、2つの実例で何が起きたかを解説します。
覆面介入は、政府・日銀が為替介入を行っても、その場では実施を公表しない介入です。実際に行われたかどうかと金額は、財務省が後から公表する実績(月ごとの合計はおおむね月末、日ごとの内訳は四半期ごと)で確かめられます。介入の仕組みと、公表を待たずに見分ける手がかりをまとめました。
夏時間(サマータイム)は、夏のあいだ時計を1時間進める制度で、米国が夏時間の間は、雇用統計やFOMCなどの発表が日本時間で1時間早くなります。雇用統計なら22時30分が21時30分に、FOMCなら午前4時が3時です。切り替えの時期と、発表時刻のずれ方をまとめました。
損切りは、含み損を抱えたポジションを決済して、損失を確定させることです。逆指値注文を置いておけば決めた値段で自動的に決済を試みますが、相場が一瞬で飛ぶ場面では、その値段から離れたところで決済されることもあります。仕組みと計算の例、急変時の注意点をまとめました。
FIFO(先入れ先出し)は、同じ銘柄のポジションを複数持っているときに、先に持ったものから順に決済するルールです。どのポジションが決済されるかで、その時点で確定する損益が変わります。計算の例と、両建て・決済するポジションを選ぶ場合との違いをまとめました。
FRB(米連邦準備制度)は米国の中央銀行にあたる仕組みで、雇用の最大化と物価の安定という2つの目標を掲げ、年8回のFOMCで政策金利を決めます。米ドルは世界でもっとも多く取引される通貨なので、その決定は世界中の金利・為替・株価に響きます。組織の仕組みと決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
ECB(欧州中央銀行)は、ユーロを使う国々に共通する金融政策を決める中央銀行で、物価上昇率2%を目標に、おおむね6週間おきに政策金利を決めます。国ごとに景気が違っても金利は1つしか決められないのが、ほかの中央銀行に無い難しさです。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
日本銀行(日銀)は日本の中央銀行で、2%の物価安定の目標を掲げ、年8回の金融政策決定会合で政策金利を決めます。ほかの主要な中央銀行と違い、決定の発表時刻が事前に決まっていないのが特徴です。役割と決め方、長い金融緩和からの歩み、政策金利の決定の記録をまとめました。
イングランド銀行(BOE)は英国の中央銀行で、9人の委員の投票で政策金利を決め、その投票の内訳も同時に公表します。据え置きの決定でも、何人が利上げや利下げに票を投じたかで、ポンドが動くことがあります。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
豪州準備銀行(RBA)はオーストラリアの中央銀行で、物価上昇率2〜3%を目標に政策金利を決め、結果は日本時間の昼に発表されます。資源を多く輸出する国の中央銀行なので、その判断は中国経済や資源価格とも切り離せません。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)はニュージーランドの中央銀行で、年7回の会合で政策金利(OCR)を決め、結果は日本時間の午前中に出ます。取引の少ない通貨の中央銀行なので、決定が予想と違ったときのNZドルの動きは大きくなりがちです。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
カナダ銀行(BOC)はカナダの中央銀行で、物価上昇率2%を目標に、年8回の会合で政策金利を決めます。米国と経済のつながりが深く、原油などの資源も多く産出する国なので、カナダドルは自国の金利のほかに米国の材料や原油価格でも動きます。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
スイス国立銀行(SNB)はスイスの中央銀行で、政策金利を決める会合は年4回と少なく、2015年には為替の上限を予告なく撤廃してスイスフランショックを引き起こしました。金利だけでなく、為替市場での介入も手段として使ってきた中央銀行です。役割と決め方、政策金利の決定の記録をまとめました。
ニクソン・ショックは、1971年8月15日に米国がドルと金の交換を停止した出来事で、1ドル=360円の固定相場の時代を終わらせました。円は同じ年の12月に308円に切り上げられ、1973年には変動相場制に移っています。今の為替相場の出発点になった経緯を解説します。
プラザ合意は、1985年9月22日に先進5か国(G5)が行きすぎたドル高を協調して是正することで合意したものです。合意から1日でドル円は20円ほど円高に動き、翌年7月には150円台に達しました。経緯と、その後の日本経済への影響を解説します。
ブラックマンデーは、1987年10月19日の月曜日に起きたニューヨーク株式市場の大暴落で、NYダウは1日で508ドル(22.6%)下げました。翌日の日経平均は3,836円安と、2024年8月まで破られなかった過去最大の下げ幅でした。何が起きたのかを解説します。
日本のバブル崩壊は、1989年12月29日に日経平均が38,915円87銭の最高値を付けたあと、1990年から株価と地価が崩れていった出来事です。この最高値が更新されたのは、34年あまり後の2024年2月22日でした。何が起きたのかと、その後の長い低迷を解説します。
ポンド危機(ブラック・ウェンズデー)は、1992年9月16日に英ポンドが売り浴びせられ、英国が欧州為替相場メカニズム(ERM)から離脱した出来事です。イングランド銀行は1日のうちに政策金利を12%に上げ、さらに15%への引き上げを打ち出しても、売りを止められませんでした。ソロス氏との攻防とあわせて解説します。
アジア通貨危機は、1997年7月2日にタイがドルとの交換比率を固定する仕組みをやめたことをきっかけに、アジアの国々の通貨が次々と暴落した出来事です。韓国やインドネシアにも広がり、各国はIMFなどの支援を受けました。広がった仕組みを解説します。
1998年の円急騰は、10月7日から8日にかけての48時間で、ドル円が20円以上も円高に動いた出来事です。ロシア危機と米国の大手ヘッジファンドLTCMの破綻をきっかけに、円キャリートレードの解消が進んだためとされます。為替の歴史のなかでも際立つ急変を解説します。
ITバブル崩壊は、1990年代末に期待だけで急騰したインターネット関連の会社の株価が、2000年から崩れた出来事です。ナスダック総合指数は、2000年3月10日の最高値5,048.62から2002年10月9日の1,114.11まで、およそ78%下げました。何が起きたのかを解説します。
2001年9月11日の米国同時多発テロのあと、ニューヨーク株式市場は14日まで4日間取引を止め、再開した9月17日にNYダウは684ドル下げました。再開から1週間の下落率は14%を超えています。市場が止まったあとに何が起き、各国の当局がどう動いたかを解説します。
欧州債務危機は、2009年にギリシャの財政赤字の過少報告が明らかになったことから始まり、ユーロ圏の国々へ広がった危機です。2010年のEU・IMFによる支援を経て、2012年のECBのドラギ総裁の「何でもする」発言が、沈静化の大きな転機になりました。流れを解説します。
円の史上最高値は、2011年10月31日の1ドル=75円32銭です。政府・日銀は同じ日に、1日としては当時過去最大の8兆722億円の円売り介入を行いました。記録的な円高の時代と、その終わりを解説します。
2024年8月5日、日経平均は4,451円(12.4%)下げ、ブラックマンデーの翌日を超える過去最大の下げ幅を記録しました。翌6日には3,217円上げ、今度は過去最大の上げ幅です。米国の景気への不安と急な円高が重なった経緯を解説します。
レバレッジ、ロスカット、損切り、pipsなど、FXの物語を見るときに知っておくと分かりやすい用語をまとめました。『FX戦士くるみちゃん』は、2026年10月にテレビアニメの放送が始まった、FXを題材にした物語です。作中の場面や物語の展開には触れず、実際の相場の急変と一緒に紹介します。
ジャクソンホール会議は、米国の中央銀行関係者や経済学者が集まる経済シンポジウムで、FRB議長の講演が金融政策を占う場として注目されます。毎年8月の講演1本で、秋以降のドル相場の流れが変わることがあります。講演の読み方と、過去の講演直後の値動きをまとめました。
イギリスの消費者物価指数(CPI)は、英国の物価がどれだけ上がったかを示す指標で、日本時間の15時か16時に発表されます。イングランド銀行の利上げ・利下げの判断に直結するので、市場予想との差でポンドが動きます。数字の読み方と過去の値動きを紹介します。
ユーロ圏の消費者物価指数(HICP)は、ユーロを使う国々の物価の伸びを示す指標で、速報値は日本時間の18時か19時に発表されます。月末から月初に出る速報値が、ECBの次の一手を占う材料になります。数字の読み方と過去の値動きを紹介します。
カナダの雇用統計は、雇用者数と失業率を毎月伝える指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。米国の雇用統計と同じ時刻に出る月が多く、カナダドルがどちらの数字に反応したのかを見分けるのがポイントです。見分け方を過去の値動きで紹介します。
オーストラリアの雇用統計は、豪州の雇用者数と失業率を毎月伝える指標で、日本時間の9時30分か10時30分に発表されます。豪ドルがもっともよく反応する指標のひとつです。豪州準備銀行の金利判断との関係と、過去の値動きを紹介します。
ニュージーランドの消費者物価指数(CPI)は、NZの物価の伸びを3か月ごとに示し、日本時間の早朝6時45分か7時45分に発表されます。年に4回しか出ないぶん、1回の重みが大きい物価の指標です。準備銀行の利上げ判断を通じてNZドルを動かす仕組みと、過去の値動きを紹介します。
スイスの消費者物価指数(CPI)は、日本時間の15時30分か16時30分に発表され、スイス国立銀行の金利判断やフラン高への対応を占う材料になります。物価の伸びがほかの先進国よりずっと低い国の、物価の指標です。過去の値動きをまとめました。
米国の小売売上高は、小売店や飲食店の売上がどれだけ増えたかを示す毎月の指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。個人消費の勢いを毎月いち早く映すので、市場予想との差でドル相場や株価が動きます。数字の読み方と過去の値動きをまとめました。
PCEデフレーターは、米国の個人消費にかかる物価の伸びを示す指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。FRBが物価目標の基準にしているのは、この数字です。利上げ・利下げの見通しを通じてドル相場を動かす仕組みと、過去の値動きを紹介します。
ISM非製造業景況指数は、米国のサービス業の景気がよくなっているかを示し、50を境に拡大と縮小を判断します。米国経済の大部分を占めるサービス業の勢いを、いち早く映す指数です。発表は日本時間の23時か翌0時。過去の発表直後の値動きを紹介します。
米国の生産者物価指数(PPI)は、企業が売る商品やサービスの価格の伸びを示す指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。市場予想から大きく外れても、相場があまり動かない回が多い。それがこの指標の変わったところです。見方と過去の値動きを紹介します。
日銀短観は、日本銀行が全国の企業に景気の実感を聞く四半期ごとの調査で、日本時間の8時50分に発表されます。為替を大きく動かす指標ではありませんが、日銀の利上げ判断の材料として毎回注目されます。業況判断の見方と過去の値動きを紹介します。
FOMCは米国の政策金利を決める会合で、年8回、日本時間の午前3時か4時に結果が出ます。ドル円を動かすのは、金利の数字そのものより、声明文や議長会見の言葉づかいであることも珍しくありません。何が発表され、なぜ値が飛ぶのかを、過去の発表の値動きとあわせて整理します。
米国の雇用統計は、景気の強さを示す月次の指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。結果が市場予想から外れると、ドル円も株価指数も数十秒のうちに大きく振れることがあります。非農業部門雇用者数・失業率の読み方と、発表直後の値動きを紹介します。
米国の消費者物価指数(CPI)は、物価がどれだけ上がったかを示す指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。金融政策の判断に直結するため、市場予想とのわずかな差でも、ドル円や株価が大きく動くことがあります。数字の読み方と、発表直後の値動きを紹介します。
新規失業保険申請件数は、米国で毎週発表される雇用の指標で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。1回ごとの注目度は雇用統計に及びませんが、毎週出るぶん、労働市場の変化をいち早く映します。数字の読み方と過去の値動きをまとめました。
ISM製造業景況指数は、米国の製造業の担当者へのアンケートから作られ、日本時間の23時か翌0時に発表されます。50という節目のどちら側にいるかで、景気の方向が一目で分かる指数です。数字の読み方と、過去の発表直後の値動きを紹介します。
GDP速報値は、米国経済が四半期にどれだけ成長したかを最初に示す数字で、日本時間の21時30分か22時30分に発表されます。すでに終わった期間の集計なので驚きは少なめ。それでも予想から大きく外れた回は、相場がはっきり反応します。過去の値動きをまとめました。
ECB政策金利発表は、ユーロ圏の金融政策を決める会合で、結果は日本時間の21時15分か22時15分に出ます。ユーロが動くのは、金利の発表そのものより、その30分後に始まる総裁の記者会見であることが多い会合です。発表と会見の読み方を、過去の値動きとあわせて整理します。
イギリスの政策金利発表は、金利に加えて「誰が何に投票したか」が同時に公表され、日本時間の20時か21時に結果が出ます。金利が据え置きでも、委員の票が割れていればポンドが動く。それがこの発表の特徴です。投票結果の読み方と過去の値動きをまとめました。
日銀の金融政策決定会合は、日本の金融政策を決める場で、結果は東京市場が開いている日本時間の昼ごろに出ます。発表の時刻が事前に決まっていないので、待っている時間そのものが相場の材料になる。それが日銀の会合の珍しいところです。発表の読み方と、ドル円の過去の値動きを紹介します。
カナダの政策金利発表は、資源国通貨のカナダドルが動く場面で、日本時間の22時45分か23時45分に結果が出ます。金利の判断に加えて、原油価格との連動という別の軸を持つのがカナダドルです。読み方と過去の値動きをまとめました。
オーストラリアの政策金利発表は、日本時間の12時30分か13時30分に結果が出る、昼に結果が分かる数少ない海外の金融政策イベントです。豪ドルが金利だけでは説明できない動きをする理由と、過去の値動きをまとめました。
ニュージーランドの政策金利発表は、日本時間の10時か11時、東京市場が開いたばかりの時間帯に結果が出ます。取引される量が少ない通貨なので、サプライズがあったときのNZドルの動きは主要通貨より大きくなりがちです。読み方と過去の値動きを紹介します。
スイスの政策金利発表は、日本時間の16時30分か17時30分に結果が出ます。会合は年4回だけ。間が長いぶん市場の予想が割れやすく、サプライズが出たときのスイスフランの動きは急になります。読み方と過去の値動きを紹介します。
為替介入は、政府・日銀が市場で通貨を売り買いして、行きすぎた為替の動きを止めようとする操作です。円買い介入では、ドル円が数分で数円下げることがあり、1日の金額は5兆円を超えたこともあります。仕組みと、なぜそこまで動くのか、過去の金額をまとめました。
レートチェックは、日銀が金融機関に為替の水準を問い合わせる行為です。実際に売り買いをしていないのに、報じられただけでドル円が1円以上下げることがあります。2026年1月23日には、30分で約1.7円下げました。介入の前触れとして受け止められる理由と、介入との違いを解説します。
リーマンショックは、2008年9月に米大手投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻した出来事です。週末に破綻が伝わり、月曜の最初の1分足は、金曜の終値より2.3円も円高の水準で始まりました。世界の金融市場が同時に急落した当時のドル円と株価の動きを振り返ります。
黒田砲は、2013年4月に日銀が打ち出した大規模な金融緩和(量的・質的金融緩和)を指す言い方です。日銀の発表から1時間ほどで、ドル円は1.4円円安に動きました。日本の金融政策の発表としては大きな動きです。市場の想定を超えた規模と、その後の円安・株高を振り返ります。
スイスフランショックは、2015年1月にスイス国立銀行が為替の下限を突然撤廃し、スイスフランが数分で急騰した出来事です。下限が外れた直後、ユーロスイスフランは1.20から1.03台まで一気に下げ、その間の値段では取引が成り立ちませんでした。値が飛んだ瞬間と、FX会社の破綻まで広がった影響を解説します。
ブレグジットは、2016年の国民投票で英国のEU離脱が決まった出来事です。開票が進むにつれて、ポンド円は30分で約9円下げました。ふだんなら数週間から数か月かけて動くような幅です。予想を覆した開票と、段階的に下げたポンドの動きを振り返ります。
2016年の米大統領選は、同じ材料でも受け止めが変わり得ることを示す例です。当選が確実になった日、最初は株安・円高、その後は株高・ドル高と、相場が一日のうちに正反対へ振れました。日経平均は翌日、その年最大の1,092円高で下げを取り戻しています。当日の値動きを振り返ります。
トランプ関税ショックは、2025年4月に米国が広範な関税の導入を発表し、世界の株式市場が急落した出来事です。発表から1時間で、S&P500に連動する銘柄は4.6%下げました。ふだんの1日の値動きを大きく超える幅です。急落から、90日間の停止による急反発までを振り返ります。
2022年2月24日、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始しました。侵攻が伝わった直後の1時間、原油はほとんど動いていません。大きな値上がりは、そのあと数日から数週間かけて、制裁の広がりとともに進みました。原油や金が急騰していった流れを解説します。
コロナショックは、2020年3月に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて世界の株式市場が同時に暴落した局面です。米国で取引を止める措置が繰り返し発動され、NYダウは1日で2,997ドル下げました。NYダウが過去最大の下げ幅を記録した当時の動きを振り返ります。
東日本大震災は、2011年3月11日に発生し、日本の市場が取引時間中に直面した災害です。地震の直後30分、ドル円は円高ではなく、わずかに円安の方向に動いていました。円が本格的に買われたのは数日後です。3月17日に当時の史上最高値となる76円台を付けるまでの、円相場と日経平均の動きを解説します。
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