スイス政策金利発表とは?発表時間と年4回の会合
スイスの政策金利発表は、日本時間の16時30分か17時30分に結果が出ます。会合は年4回だけ。間が長いぶん市場の予想が割れやすく、サプライズが出たときのスイスフランの動きは急になります。読み方と過去の値動きを紹介します。
- 発表時間
- 日本時間の16時30分(夏時間の期間)か、17時30分(それ以外)です。
- 主に見る銘柄
- CHFJPY(このサイトの3回分を集計)
- 過去最大の値幅
- スイス政策金利発表(2026年9月)の1.32円(発表後30分)
目次
スイス政策金利発表はどんな会合か
スイス国立銀行が政策金利を決める会合です。3月・6月・9月・12月の年4回で、主要な中央銀行のなかでは開催が少なめです。発表はスイス時間の9時30分で、日本時間では夏時間の期間が16時30分、それ以外が17時30分です。
会合の間隔が3か月空くため、その間に状況が変わっていることがあります。市場が何を織り込んでいるかが定まりにくく、予想が割れやすい会合だといえます。
会合と同時に、経済の見通しも公表されます。物価がどう推移すると見ているかが示され、そこから次の一手が読み取られます。
スイス政策金利発表の数字の読み方
スイスはマイナス金利を長く続けた国でもあり、金利の水準そのものが他国と大きく違う時期があります。
会合の回数が少ないため、1回の変更幅が大きくなることがあります。市場予想と結果が食い違った回は、値動きもそれだけ大きくなります。
スイスは物価の伸びが他国より低く推移する傾向があります。そのため、欧米が利上げを続けている時期でもスイスだけ動かない、といった状況が起こります。金利の絶対的な水準ではなく、他国との差がどう変わるかが材料になります。
スイス政策金利発表でなぜ為替・株価が動くのか
金利差を通じた為替への伝わり方が基本です。加えてスイスフランには、世界的に不安が高まったときに買われやすいという性格があります。金融政策と、市場全体の不安の度合いという2つの要素が絡みます。
2015年のスイスフランショックは、中央銀行の決定でフランが数分のうちに急騰した出来事です。政策の変更がどれだけ大きな値動きにつながり得るかを示す例です。
マイナス金利と為替介入
スイス国立銀行は、2015年1月から2022年まで、政策金利をマイナス0.75%としていました。フラン高を抑えるため、フランを持つことが不利になるようにした措置です。
政策金利と並んで、為替市場での介入も手段として使ってきました。フラン高が行きすぎると判断したときは、フランを売って外国の通貨を買う介入を行う、という姿勢を示すことがあります。
金利を下げる余地が小さい時期には、介入が政策の中心になります。発表文で為替介入にどう触れたかも、フランの動きを読む材料になります。
スイス政策金利発表で動きやすい通貨ペア・銘柄
中心はスイスフラン円です。ユーロスイスフランには、円の事情を除いた、ユーロに対するフランの動きが表れます。
ユーロ円と見比べると、フラン固有の動きだったのか、欧州全体に効く材料だったのかの手がかりになります。
スイスフラン円は、主要な通貨ペアのなかでも取引が薄い部類で、値動きの形がドル円とはかなり違います。
スイス政策金利発表のチャートを見るときの注意点
発表は日本時間の16時30分か17時30分で、欧州市場が開いている時間帯です。日本の夕方にあたるため、日中に追いやすい時間帯だといえます。
スイス政策金利発表の発表後30分を数字で見る
このサイトにあるスイス政策金利発表の3回分について、既定の銘柄(CHFJPY)が発表から30分でどう動いたかを数えました。ページを開くたびに、その時点のデータで数え直しています。
- 発表後30分の値幅(高値と安値の差)は平均73銭。最も大きかったのはスイス政策金利発表(2026年9月)の1.32円です。
- 結果が市場予想と同じだったのは3回です。
上がった・下がったは、発表直前の足の終値と、発表から30分後の終値を比べたものです。回数が少ないうちは偶然の影響が大きく、今後の値動きを示すものではありません。
よくある質問
- スイス政策金利発表とは?
- スイスの政策金利発表は、日本時間の16時30分か17時30分に結果が出ます。
- スイス政策金利発表の発表時間は?
- 日本時間の16時30分(夏時間の期間)か、17時30分(それ以外)です。
- スイス政策金利発表で、過去に一番大きく動いた発表は?
- このサイトにある3回分のうち、発表後30分の値幅(CHFJPY)が最も大きかったのは、スイス政策金利発表(2026年9月)の1.32円です。
出典
「このサイトの1分足では」と書いた値は、このサイトのデータから読んだものです。