pips(ピップス)とは?1pipsはいくら?計算方法をわかりやすく
pips(ピップス)は、為替の値動きの大きさを数える単位で、ドル円なら1pips=0.01円(1銭)、ユーロドルなら1pips=0.0001ドルです。円が入るかどうかで数える桁が2つ違うため、取り違えると値幅を100倍に読み誤ります。通貨ペアごとの数え方と、損益への直し方をまとめます。
目次
pipsとは
pipsは、為替レートがどれだけ動いたかを表すときに使う単位です。通貨ペアによって値の桁が違うので、「何円動いた」「何ドル動いた」と言う代わりに、共通のものさしとしてpipsを使います。
円が入る通貨ペア(ドル円・ユーロ円など)は、1pips=0.01円=1銭です。ドル円が150.00円から150.50円になれば、50pips動いたことになります。
円が入らない通貨ペア(ユーロドルなど)は、1pips=0.0001です。ユーロドルが1.1500ドルから1.1554ドルになれば、54pipsです。
通貨ペアごとの1pips
1pipsの大きさは、価格の何桁目を数えるかで決まります。円が入る通貨ペアは小数点以下2桁目(0.01)、円が入らない通貨ペアは小数点以下4桁目(0.0001)が1pipsです。
ドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円は、どれも1pips=0.01円です。ユーロドル・ポンドドルは1pips=0.0001ドル、ユーロスイスフランは1pips=0.0001フランです。
価格をこの1つ下の桁まで表示するFX会社もあります。ドル円の150.123円なら、最後の「3」は0.3銭、つまり0.3pipsです。スプレッドが「0.2pips」のように小数で書かれるのは、この細かい桁まで数えているためです。
銭・円の値幅をpipsに直す
円が入る通貨ペアの値幅は、ニュースなどで「銭」や「円」で書かれることもあります。1銭が1pipsなので、30銭は30pips、1.80円は180pipsです。
円が入らない通貨ペアは、値幅を1万倍するとpipsになります。0.0054ドルの値幅なら、0.0054×10,000で54pipsです。
このサイトの1分足では、2026年6月18日のFOMCで、ユーロドルは発表直前の1.1595ドルから最初の1分で1.1548ドルまで下げました。約47pipsです。発表から30分間の高値と安値の差は0.0054ドル、つまり54pipsでした。
損益との関係
pipsは値動きの大きさなので、損益は「動いたpips×1pipsあたりの金額」で決まります。1pipsあたりの金額は、取引した数量で変わります。
ドル円を1万通貨取引しているとき、1pips(1銭)動くと損益は100円、100pips(1円)動くと1万円変わります。数量を10倍の10万通貨にすれば、同じ100pipsでも損益は10万円です。
円が入らない通貨ペアは、損益がまずドルなどの外貨で出ます。ユーロドルを1万通貨取引していれば、1pipsは0.0001ドル×1万通貨=1ドルです。円に直すには、そのときのドル円を掛けます。1ドル=150円なら、1pipsは150円、54pipsなら8,100円にあたります。
数え間違えやすいところ
いちばん多いのは、円が入らない通貨ペアを円の通貨ペアと同じ桁で数えてしまうことです。ユーロドルの0.01ドルの動きは1pipsではなく100pipsです。
表示の最後の桁(0.1pips)を1pipsと読み違えるのも、よくある間違いです。150.123円から150.133円への動きは、1pipsであって10pipsではありません。
よくある質問
- pipsとは?
- pips(ピップス)は、為替の値動きの大きさを数える単位で、ドル円なら1pips=0.01円(1銭)、ユーロドルなら1pips=0.0001ドルです。