NZ消費者物価指数とは?年4回の発表時間とNZドル
ニュージーランドの消費者物価指数(CPI)は、NZの物価の伸びを3か月ごとに示し、日本時間の早朝6時45分か7時45分に発表されます。年に4回しか出ないぶん、1回の重みが大きい物価の指標です。準備銀行の利上げ判断を通じてNZドルを動かす仕組みと、過去の値動きを紹介します。
- 発表時間
- 日本時間の6時45分(NZの夏時間の期間)か、7時45分(それ以外)です。
- 主に見る銘柄
- NZDJPY(このサイトの3回分を集計)
- 過去最大の値幅
- ニュージーランド消費者物価指数(2026年4月)の40銭(発表後30分)
目次
ニュージーランド消費者物価指数はどんな指標か
ニュージーランド統計局が四半期ごとに発表する、消費者が買うモノやサービスの価格の変化をまとめた指標です。前年の同じ時期と比べて何パーセント上がったか(前年比)が、相場ではもっともよく見られます。
発表はNZ時間の10時45分で、日本時間ではNZの夏時間(9月末から4月の初めまで)が6時45分、それ以外が7時45分です。東京の市場が開く前の早朝で、参加者が少ない時間帯に数字が出ます。
ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は、CPIの前年比を1%から3%の範囲に保ち、その中間の2%を目指すことを目標にしています。
ニュージーランド消費者物価指数の数字の読み方
前年比は「4.1%」のように示され、1年前より4.1%高いという意味です。
2026年は、3回とも結果が市場予想を上回りました。1月と4月は3.1%で目標の上限をわずかに超え、7月はガソリンや軽油の値上がりで4.1%まで高まっています。目標の範囲を外れた幅が、利上げの見通しにつながります。
年に4回しか発表がないため、1回の数字で3か月分の評価が決まります。毎月出る指標に比べて、予想との差が同じでも受け止め方が大きくなりやすい点に注意してください。
ニュージーランド消費者物価指数でなぜ為替・株価が動くのか
物価の伸びが目標を上回れば、準備銀行が利上げに動くという見方が強まり、NZドルが買われやすくなります。2026年は物価の伸びが高まるなかで、準備銀行が9月に政策金利を引き上げました。
2026年の3回はどれも結果が予想を上回り、NZドル円は3回とも発表後30分で上げていました。予想との差の向きと値動きの向きがそろいやすい指標です。
貿易財と非貿易財
ニュージーランドの消費者物価指数では、輸入品など海外の値段の影響を受けやすい「貿易財」と、家賃やサービスなど国内の事情で決まる「非貿易財」の内訳も注目されます。
貿易財の物価は、為替や原油の値段で大きく動きます。非貿易財の物価は国内の需要や賃金の強さを映し、いったん上がると下がりにくい性格があります。準備銀行が物価の基調を見るときは、非貿易財の動きを重く見ます。
ニュージーランド消費者物価指数で動きやすい通貨ペア・銘柄
NZドルと豪ドルは一緒に動きやすい通貨です。豪ドル円と並べると、NZの数字がオセアニアの通貨全体にどう波及したかが見えます。
ニュージーランド消費者物価指数のチャートを見るときの注意点
早朝の発表で参加者が少ないため、発表直後の1本は値が飛びやすくなります。1分足で振れを見たあと、東京の市場が開く9時ごろまでの流れを15分足で追うと、評価が固まっていく様子が分かります。
同じ時期のニュージーランド政策金利発表と並べると、物価の数字が金融政策にどうつながったかを確かめられます。
ニュージーランド消費者物価指数の発表後30分を数字で見る
このサイトにあるニュージーランド消費者物価指数の3回分について、既定の銘柄(NZDJPY)が発表から30分でどう動いたかを数えました。ページを開くたびに、その時点のデータで数え直しています。
- 発表後30分の値幅(高値と安値の差)は平均30銭。最も大きかったのはニュージーランド消費者物価指数(2026年4月)の40銭です。
- 結果が市場予想を上回った3回のうち、NZDJPYが30分後に発表直前より上がっていたのは3回です。
上がった・下がったは、発表直前の足の終値と、発表から30分後の終値を比べたものです。回数が少ないうちは偶然の影響が大きく、今後の値動きを示すものではありません。
よくある質問
- ニュージーランド消費者物価指数とは?
- ニュージーランドの消費者物価指数(CPI)は、NZの物価の伸びを3か月ごとに示し、日本時間の早朝6時45分か7時45分に発表されます。
- ニュージーランド消費者物価指数の発表時間は?
- 日本時間の6時45分(NZの夏時間の期間)か、7時45分(それ以外)です。
- ニュージーランド消費者物価指数で、過去に一番大きく動いた発表は?
- このサイトにある3回分のうち、発表後30分の値幅(NZDJPY)が最も大きかったのは、ニュージーランド消費者物価指数(2026年4月)の40銭です。
出典
「このサイトの1分足では」と書いた値は、このサイトのデータから読んだものです。