時間足とは?1分足・5分足・日足の違いと使い分け
時間足は、ローソク足1本がどれだけの時間の値動きを表すかの区切りで、1分足なら1分、日足なら1日が1本になります。長い時間足の1本は、短い時間足の何本かをまとめて作れます。まとめ方の仕組みと、短い足と長い足の使い分けをまとめました。
目次
時間足とは
ローソク足1本が表す時間の長さを時間足と呼びます。1分足は1分ごと、1時間足は1時間ごと、日足は1日ごとに1本の足になります。
よく使われるのは、1分足・5分足・15分足・1時間足・4時間足・日足・週足・月足などです。
短い足から長い足を作る
長い時間足の足は、短い時間足の足をまとめて作れます。5分足1本は、1分足5本の「最初の始値・いちばん高い高値・いちばん安い安値・最後の終値」でできています。
そのため、短い足の中で起きた細かい上下は、長い足ではヒゲの中に吸収されます。1分足では陽線と陰線が入り混じっていても、5分足ではその5分間に上がったか下がったかだけが実体の色で表されます。
1時間足なら1分足60本、日足なら1分足1,440本(24時間取引の為替の場合)をまとめたものです。
足の区切りの時刻
時間足の足は、決まった時刻で区切られます。1時間足なら毎時0分から59分まで、4時間足なら4時間ごとです。4時間足1本は1分足240本、週足1本は月曜から金曜までの値動きをまとめたものになります。
日足の区切りの時刻は、使うチャートによって違います。為替では、ニューヨーク市場が閉まる時刻(日本時間の朝6時か7時)で1日を区切るものが多く、この場合は日本時間の朝に新しい日足が始まります。日本時間の0時で区切るチャートとは、同じ日の日足でも始値・終値が違ってきます。
日足の陽線・陰線や高値・安値を比べるときは、どの時刻で区切った足なのかをそろえておく必要があります。
見え方の違い
短い時間足は、発表や急変の瞬間に何が起きたかを細かく見るのに向いています。為替介入の場面を1分足で見ると、急落が何本の足にわたって起きたのか、途中で戻した場面があったのかが分かります。
長い時間足は、流れ全体をつかむのに向いています。リーマンショックのように数週間かけて広がった出来事は、1分足で追うより、日足や4時間足で見たほうが全体像をつかみやすくなります。
同じ出来事でも、1分足では大きな急落に見えた動きが、日足では長い流れの中の1本のヒゲにすぎないこともあります。
見るときのポイント
1分足では細かい振れが目立つ場面でも、5分足や15分足にすると細かい動きが1本にまとまり、流れが見やすくなります。
同じ場面を複数の時間足で見比べると、短い時間の振れと、大きな流れを分けて読めます。長い足で流れを確かめ、短い足でその中の動きを見る、という順で使われることが多い見方です。
よくある誤解
短い時間足ほど細かい値動きが見えるぶん、正確だと思われがちですが、時間足はどれも同じ値動きを違う単位でまとめたものです。どれが正しいということはなく、何を見たいかで選びます。
反対に、長い時間足で値動きが小さく見えても、その足の中で大きく上下していた可能性があります。日足の長いヒゲは、その日のどこかで値が大きく動いて戻ったことを表しています。中身を知りたいときは、短い時間足に切り替えて確かめます。
よくある質問
- 時間足とは?
- 時間足は、ローソク足1本がどれだけの時間の値動きを表すかの区切りで、1分足なら1分、日足なら1日が1本になります。