金(ゴールド)価格とは?金利・ドルとの関係と値動きの特徴
金(ゴールド)は、米国の金利やドルの動き、世界的な不安の高まりで価格が動く資産です。利息を生まないからこそ、金利の見通しが変わると値が動きます。ドル建ての値段と日本の円の値段の関係を含めた値の読み方と、金利・ドル・不安との関係をまとめました。
目次
金はどんな銘柄か
このサイトのゴールド(SPOT_GOLD)は、金の現物価格に連動する銘柄の1分足で、1トロイオンスあたりの米ドル建ての価格です。
金は、株や債券と違って、持っていても利息や配当を生みません。その一方で、国や会社の信用に左右されない資産として、不安が高まる場面で買われやすいとされます。
値の読み方
金の値段は、1トロイオンス(約31.1グラム)あたりのドルで表されます。日本の店頭で見る1グラムあたりの円の値段は、これをグラムに直し、ドル円を掛けたものが基本になります。
たとえば金が1トロイオンス=4,000ドル、ドル円が150円なら、1グラムは4,000÷31.1035×150で約19,290円です。
そのため、日本で見る金の円の値段は、ドル建ての金の値段が変わらなくても、円安になると上がり、円高になると下がります。
金利・ドル・不安との関係
米国の金利は、金価格の大きな材料です。金利が上がると、利息を生まない金を持つことの不利が大きくなるため、金は売られやすくなります。FOMCの前後で金の値動きが荒くなるのは、この関係が背景にあります。
金はドル建てで取引されるので、ドルの動きも影響します。ドルが高くなると、ドル以外の通貨を持つ人にとって金が割高になり、金の値段の重しになりやすいとされます。
戦争や金融危機などで不安が高まると、安全とみなされる資産として買われやすくなります。
金が動きやすい時間帯
金は世界中で取引されていて、平日はほぼ一日中値が動きます。とくに動きやすいのは、米国の経済指標やFOMCの結果が出る日本時間の夜から未明です。
このサイトの1分足では、2026年6月18日のFOMCの発表のあと、金は発表直前の4,379.58ドルから30分の間に4,276.90ドルまで、2%あまり下げました。
歴史と、中央銀行の買い
1971年のニクソン・ショックまで、米国はドルを金1トロイオンス=35ドルで交換することを約束していました。交換の停止のあと金の値段は自由に動くようになり、物価の上昇や中東・アフガニスタンをめぐる緊張が重なった1980年1月21日には、850ドルの高値を付けています。
近年は、各国の中央銀行による買いも金の値段の材料として注目されています。世界の中央銀行は、2022年・2023年・2024年と3年続けて、1年に1,000トンを超える金を買い増しました。2010年から2021年の平均(年473トン)の2倍を超える量です。
金が大きく動いた回
このサイトの225本のシナリオについて、金(SPOT_GOLD)が発表・発生の直後にどれだけ動いたかを数え、値幅の大きい順に並べました。ページを開くたびに、その時点のデータで数え直しています。
経済指標のなかで、金を平均でいちばん大きく動かしたのはジャクソンホール会議(3回の平均で1.33%、51.49ドル)、次いで雇用統計(1.14%、51.73ドル)、FOMC(1.09%、48.54ドル)です。
値幅は、コアタイム(発表・発生の時刻)の直前の足の終値に対する、コアタイムから1分足30本の高値と安値の差です。ふつうは30分ですが、取引が止まっていた回はその分長くなります。割合は直前の終値に対するもので、年によって価格の水準が違っても比べられるようにしています。その出来事の直後に動いた回を並べたもので、その出来事が値動きの原因だったとは限りません(同じ時間帯のほかの材料で動いた回も含まれます)。経済指標の平均は、このサイトに3回以上ある指標だけを、割合の大きい順に比べています(金額は年によって価格の水準が違うため、順位は割合で決めています)。
よくある質問
- 金(ゴールド)とは?
- 金(ゴールド)は、米国の金利やドルの動き、世界的な不安の高まりで価格が動く資産です。
- 金が大きく動いたのはどんなとき?
- このサイトの225本のシナリオのうち、直後の値幅(直前の値に対する割合)が最も大きかったのはFOMC(2026年6月)で、102.68ドル(2.34%)動きました。
出典
「このサイトの1分足では」と書いた値は、このサイトのデータから読んだものです。