夏時間(サマータイム)とは?FXの指標発表時刻がずれる理由
夏時間(サマータイム)は、夏のあいだ時計を1時間進める制度で、米国が夏時間の間は、雇用統計やFOMCなどの発表が日本時間で1時間早くなります。雇用統計なら22時30分が21時30分に、FOMCなら午前4時が3時です。切り替えの時期と、発表時刻のずれ方をまとめました。
目次
夏時間とは
夏時間は、日の長い季節に時計を1時間進める制度です。米国では3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで、欧州では3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までが夏時間です。日本には夏時間が無いので、そのたびに日本との時差が1時間変わります。
南半球のオーストラリアやニュージーランドでは季節が逆なので、日本の秋から春にかけてが夏時間です。
発表時刻はどう変わるか
米国の経済指標は、現地の時刻で発表時刻が決まっています。雇用統計は米東部時間の午前8時30分です。米国が夏時間の間は日本との時差が13時間、それ以外は14時間なので、日本時間では21時30分か22時30分になります。
FOMCの結果は米東部時間の午後2時に公表されるので、日本時間では午前3時(夏時間の間)か午前4時です。
欧州の指標も同じで、ユーロ圏の消費者物価指数の速報値は、日本時間の18時(夏時間の間)か19時に発表されます。
国ごとの夏時間の関係
米国と欧州では切り替えの日が違うので、3月と10〜11月には、米国だけが夏時間になっている期間があります。この間は、米国と欧州の指標の時間の関係もいつもと変わります。
オーストラリアとニュージーランドは、日本の秋に夏時間に入り、春に終わります。豪州の指標や政策金利の発表も、その時期に日本時間で1時間ずれます。
日本時間で見ると、1年のうちに発表時刻が2つの時間を行き来する指標が多くあります。
注意すること
切り替えの前後の週は、同じ指標でも日本時間の発表時刻が前の週と変わります。予定を確かめるときは、その時期に米国・欧州が夏時間かどうかもあわせて確かめます。
市場が動きやすい時間帯もいっしょにずれます。ニューヨーク市場が開く時刻も、日本時間では夏時間の間に1時間早くなります。
切り替えの日と、その歴史
米国の夏時間が今の「3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで」になったのは2007年からです。それより前は、4月の第1日曜日から10月の最終日曜日まででした。古い資料の発表時刻を見るときは、当時の切り替えの日で考える必要があります。
日本でも、1948年から1951年までの間、夏時間(サマータイム)が行われたことがあります。今は行われていないので、海外の夏時間の切り替えに合わせて、日本から見た時差だけが変わります。
切り替えは日曜日に行われるので、週明けの月曜日から、その週の発表時刻が日本時間で1時間ずれます。毎週同じ時刻に出る指標(米国の新規失業保険申請件数など)も、この週から時刻が変わります。
よくある質問
- 夏時間とは?
- 夏時間(サマータイム)は、夏のあいだ時計を1時間進める制度で、米国が夏時間の間は、雇用統計やFOMCなどの発表が日本時間で1時間早くなります。
出典
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