ローソク足の見方とは?陽線・陰線とヒゲの意味を図で解説
ローソク足は、一定の時間の値動きを始値・高値・安値・終値の4つの値で1本に表したもので、値上がりした足を陽線、値下がりした足を陰線と呼びます。1本の形から、その時間に値がどこまで行ってどこへ戻ったかまで読み取れます。各部の名前と見方を、図と実際の発表の足でまとめました。
目次
ローソク足の4つの値
1本のローソク足は、その時間の最初の値(始値)、いちばん高い値(高値)、いちばん安い値(安値)、最後の値(終値)の4つでできています。1分足なら1分間、日足なら1日の値動きを1本にまとめます。
始値と終値の間を太い「実体」で、高値と安値までを細い線(ヒゲ)で描きます。実体より上に伸びる線が上ヒゲ、下に伸びる線が下ヒゲです。
陽線と陰線
終値が始値より高い、つまりその時間に値上がりした足を「陽線」、値下がりした足を「陰線」と呼びます。
陽線では実体の下の端が始値、上の端が終値です。陰線ではこれが逆になり、上の端が始値、下の端が終値です。同じ形に見えても、色で始値と終値の位置が入れ替わります。
色の付け方はチャートによって違います。日本では陽線を白や赤、陰線を黒や青で描くことが多く、海外のチャートでは陽線を緑、陰線を赤で描くことがよくあります。
形から読み取れること
実体の長さは、その時間の始値から終値までどれだけ動いたかを表します。実体が長い足は、その時間に一方向へ大きく動いたことを示します。
ヒゲの長さは、その時間に一度は付けたものの、終わりまでに戻された値動きを表します。長い下ヒゲは、いったん大きく下げたあとに買い戻されたことを、長い上ヒゲは、いったん上げたあとに売り戻されたことを示します。
実体がほとんど無く、始値と終値がほぼ同じ足は、その時間の終わりに値が出発点まで戻ってきたことを表します。
実際の発表の足で見る
このサイトの1分足では、2026年8月7日の米雇用統計の発表直後、ドル円の最初の1分足は158.34円で始まり、157.53円まで下げてから157.74円で終わりました。始値から終値までの実体が約60銭の陰線で、その下に約21銭の下ヒゲが付いています。
この1本から、発表の1分間にドル円が一度80銭ほど下げ、そこから少し戻して終わったことが読み取れます。前後のふだんの足は数銭の大きさしかなく、1本の大きさの違いが発表のインパクトを表しています。
時間足とローソク足
同じ値動きでも、何分(何時間)を1本にまとめるかで見え方が変わります。1分足60本ぶんの値動きは、1時間足では1本の足になります。
1時間足の1本の高値と安値は、その中の1分足60本の高値と安値のいちばん外側です。短い時間足では細かな上下が、長い時間足では大きな流れが見えやすくなります。
ローソク足の歴史
ローソク足は、日本で生まれたチャートの描き方です。江戸時代に大坂の堂島の米市場で取引をした、酒田の米商人・本間宗久が、その使い方の基礎を作った人物としてよく名前を挙げられます。
海外で広く使われるようになったのは、比較的最近のことです。米国のスティーブ・ニソン氏が1991年に出版した本などをきっかけに紹介が進み、今では世界中のチャートで標準的な描き方になっています。英語でも「candlestick」と呼ばれています。
よくある質問
- ローソク足とは?
- ローソク足は、一定の時間の値動きを始値・高値・安値・終値の4つの値で1本に表したもので、値上がりした足を陽線、値下がりした足を陰線と呼びます。
出典
「このサイトの1分足では」と書いた値は、このサイトのデータから読んだものです。