NZドル円とは?特徴と動く時間帯、豪ドルとの関係
NZドル円(NZD/JPY)は、ニュージーランドドルと日本円の交換レートで、取引量の少ない通貨のため予想外の結果で大きく動きがちです。材料が出るのは、日本時間の早朝から午前中です。通貨の特徴と、動きやすい時間帯・材料をまとめました。
目次
NZドル円はどんな通貨ペアか
NZドル円は「1ニュージーランドドルが何円か」を表します。数字が大きくなるほどNZドル高・円安です。
ニュージーランドドルは、主要な通貨に比べて取引される量が少ない通貨です。そのため、市場の予想と違う結果が出たときには、値動きが大きくなりやすい傾向があります。
豪ドルとの関係
ニュージーランドとオーストラリアは隣り合う国で、経済のつながりも深く、NZドルと豪ドルは似た動きをすることが多い通貨です。どちらも、世界の景気がよいと見られる場面で買われ、不安が高まる場面で売られやすい性格を持っています。
ニュージーランドの輸出は乳製品などの農産物が中心で、資源が中心の豪州とは輸出品の中身が違います。両国の金融政策の向きがずれる時期には、NZドルと豪ドルの動きも分かれます。
NZドル円が動きやすい時間帯
ニュージーランドは日本より時計が進んでいるので、NZの材料は日本時間の早朝から午前中に出ます。消費者物価指数は日本時間の6時45分か7時45分、準備銀行の政策金利発表は10時か11時です。
早朝は市場の参加者が少ない時間帯なので、予想と違う数字が出たときの値動きが大きくなりやすくなります。
NZドル円を動かす材料
ニュージーランド準備銀行の金融政策と、3か月ごとに発表される消費者物価指数が大きな材料です。消費者物価指数は年に4回しか出ないぶん、1回の重みが大きくなります。
このサイトの1分足では、2026年4月21日のニュージーランド消費者物価指数で、前年比が市場予想の2.9%に対して3.1%と上回り、NZドル円は発表直前の93.54円から30分後には93.87円まで上げていました。
インフレ目標を最初に始めた中央銀行
ニュージーランド準備銀行は、物価の上昇率に数値の目標を決めて金融政策を行う「インフレ目標」を、世界で最初に正式に取り入れた中央銀行です。1989年の準備銀行法で、物価の安定が金融政策の第一の目的と定められました。
今では日銀やFRB、ECBも、物価の上昇率2%を目標にしています。どの中央銀行も物価の指標を強く意識して金利を決めるので、消費者物価指数の結果が、その後の金利の見通しを通じて通貨を動かします。
値の読み方はドル円と同じで、1銭が1pipsです。1万通貨なら、1円の動きで1万円の損益になります。NZドル円はドル円より値段が低いので、同じ1%の動きでも、円で見た値幅はドル円より小さくなります。
NZドル円が大きく動いた回
このサイトの227本のシナリオについて、NZドル円(NZDJPY)が発表・発生の直後にどれだけ動いたかを数え、値幅の大きい順に並べました。ページを開くたびに、その時点のデータで数え直しています。
経済指標のなかで、NZドル円を平均でいちばん大きく動かしたのはニュージーランド政策金利発表(5回の平均で0.53%、50銭)、次いで雇用統計(0.43%、40銭)、ジャクソンホール会議(0.38%、35銭)です。
値幅は、コアタイム(発表・発生の時刻)の直前の足の終値に対する、コアタイムから1分足30本の高値と安値の差です。ふつうは30分ですが、取引が止まっていた回はその分長くなります。割合は直前の終値に対するもので、年によって価格の水準が違っても比べられるようにしています。その出来事の直後に動いた回を並べたもので、その出来事が値動きの原因だったとは限りません(同じ時間帯のほかの材料で動いた回も含まれます)。経済指標の平均は、このサイトに3回以上ある指標だけを、割合の大きい順に比べています(金額は年によって価格の水準が違うため、順位は割合で決めています)。
よくある質問
- NZドル円とは?
- NZドル円(NZD/JPY)は、ニュージーランドドルと日本円の交換レートで、取引量の少ない通貨のため予想外の結果で大きく動きがちです。
- NZドル円が大きく動いたのはどんなとき?
- このサイトの227本のシナリオのうち、直後の値幅(直前の値に対する割合)が最も大きかったのはブレグジット(2016/06/24)で、2.11円(2.76%)動きました。
出典
「このサイトの1分足では」と書いた値は、このサイトのデータから読んだものです。