日経平均株価とは?仕組みと取引時間、過去の最高値
日経平均株価は、東京証券取引所に上場する代表的な225社の株価から計算される、日本を代表する株価指数です。1989年12月29日に付けた38,915円87銭の最高値は、更新されるまで34年あまりかかりました。指数の仕組みと動く時間帯、動かす材料をまとめました。
目次
日経平均はどんな銘柄か
日経平均株価は、日本経済新聞社が東京証券取引所の上場企業から選んだ225社の株価をもとに計算する株価指数です。株価の水準の高い会社の値動きほど、指数への影響が大きくなる計算方法(株価平均型)をとっています。
そのため、株価の高い一部の会社が大きく動くと、ほかの多くの会社が動いていなくても指数が大きく動くことがあります。東証に上場する多くの会社をまとめて見る指数(TOPIX)と動きがずれるのは、このためです。
このサイトのJP225は、日経平均に連動する銘柄の1分足です。東京の取引時間の外でも値が付くので、米国の経済指標が出る夜の動きも追えます。
値の読み方
日経平均は「円」で表しますが、為替のような通貨の値段ではなく、株価から計算した指数の値です。「500円高」は、指数が前の日より500円上がったことを指します。
指数の水準が年によって大きく違うので、値動きの大きさを比べるときは割合で見ます。同じ1,000円の下げでも、指数が2万円のときは5%、4万円のときは2.5%です。
日経平均が動きやすい時間帯
東京証券取引所の取引時間は、前場が9時から11時30分、後場が12時30分から15時30分です。後場の終わりは、2024年11月5日にそれまでの15時から30分延びました。
取引時間の外では、先物などを通じて夜の間も値が動きます。米国の雇用統計や消費者物価指数が出る日本時間の夜に大きく動き、その結果が翌朝の東京市場の始まりに持ち越される、という流れがよくあります。
歴史的な場面
1989年12月29日の大納会で、日経平均は終値38,915円87銭の最高値を付けました。その後のバブル崩壊で長く低迷し、この最高値が更新されたのは2024年2月22日です。
1日の下げ幅の最大は、2024年8月5日の4,451円安です。それまでの最大だった1987年10月のブラックマンデーの翌日の下げ幅を、37年近くたって上回りました。
日経平均を動かす材料
日銀の金融政策は、日経平均の大きな材料です。2013年4月の黒田砲では、金融緩和の規模が市場の想定を大きく上回り、円安とともに株高が進みました。
日本の大企業には輸出の多い会社が多いため、円安は株価に追い風、円高は向かい風になりやすいとされます。ドル円の動きと日経平均の動きがそろいやすいのはこのためです。
米国の株価や政策の影響も大きく受けます。このサイトの1分足では、2025年4月3日の早朝、米国の相互関税の発表のあと、日経平均は36,298円から1分足30本の間に34,807円まで下げました。東京市場が開く前の時間帯で、値幅は1,500円あまりです。
日経平均が大きく動いた回
このサイトの224本のシナリオについて、日経平均(JP225)が発表・発生の直後にどれだけ動いたかを数え、値幅の大きい順に並べました。ページを開くたびに、その時点のデータで数え直しています。
経済指標のなかで、日経平均を平均でいちばん大きく動かしたのは日銀短観(4回の平均で0.85%、521円)、次いでジャクソンホール会議(0.79%、409円)、雇用統計(0.78%、484円)です。
値幅は、コアタイム(発表・発生の時刻)の直前の足の終値に対する、コアタイムから1分足30本の高値と安値の差です。ふつうは30分ですが、取引が止まっていた回はその分長くなります。割合は直前の終値に対するもので、年によって価格の水準が違っても比べられるようにしています。その出来事の直後に動いた回を並べたもので、その出来事が値動きの原因だったとは限りません(同じ時間帯のほかの材料で動いた回も含まれます)。経済指標の平均は、このサイトに3回以上ある指標だけを、割合の大きい順に比べています(金額は年によって価格の水準が違うため、順位は割合で決めています)。
よくある質問
- 日経平均とは?
- 日経平均株価は、東京証券取引所に上場する代表的な225社の株価から計算される、日本を代表する株価指数です。
- 日経平均が大きく動いたのはどんなとき?
- このサイトの224本のシナリオのうち、直後の値幅(直前の値に対する割合)が最も大きかったのはトランプ関税ショック(2025/04)で、1,527円(4.21%)動きました。
出典
- 東京証券取引所、5日から取引時間を30分延長|Impress Watch
- 1989年12月29日 日経平均が最高値|日本経済新聞
- 日経平均、終値3万9098円 34年ぶり最高値更新|日本経済新聞
- 日経平均株価4451円安 下げ幅ブラックマンデー超え最大|日本経済新聞
「このサイトの1分足では」と書いた値は、このサイトのデータから読んだものです。