『FX戦士くるみちゃん』とは?アニメの放送とFXの怖さ
『FX戦士くるみちゃん』は、FX(外国為替証拠金取引)の世界に入っていく女子大生を描いた漫画(原作でむにゃん、作画炭酸だいすき)で、2026年10月にテレビアニメの放送が始まりました。作品が描くFXの怖さの背景にある「相場の急変」が実際にどう起きたのかも確かめます。
目次
どんな作品か
原作はでむにゃん、作画は炭酸だいすき。KADOKAWAの『月刊コミックフラッパー』で2021年3月号から連載され、単行本はMFコミックス フラッパーシリーズから出ています。もとはでむにゃんがWebに投稿していた作品です。
主人公は、ごく普通の女子大生・福賀くるみ。母の死の原因となったFXに復讐を誓って相場の世界に入り、次第にFXに取りつかれていきます。くるみと、そのまわりの人たちの悲喜こもごもが描かれます。
作品が描くFXの怖さ
FXでは、預けたお金(証拠金)の何倍もの金額を取引できます。日本の個人向けFXでは、この倍率(レバレッジ)は最大25倍です。値動きが小さくても、損益は取引額に比例して大きくなります。
損失が膨らんで証拠金が足りなくなると、FX会社がポジションを強制的に決済します(ロスカット)。ところが、相場が一瞬で大きく飛ぶと、決済が間に合わず、預けた以上の損失が出ることがあります。作品が描く緊張感の背景には、こうした仕組みがあります。
現実に起きた急変
相場が「一瞬で大きく飛ぶ」ことは、現実に何度も起きています。2015年1月15日のスイスフランショックでは、スイス国立銀行が為替の下限を予告なく撤廃し、スイスフランが数分のうちに対ユーロ・対円で急騰しました。
下のスイスフラン円のチャートで、値が連続せずに飛んでいる場面がそれです。買い注文と売り注文が釣り合う水準が一気に移動したため、その間の値段では取引ができませんでした。
テレビアニメのスタッフとキャスト
テレビアニメは2026年10月1日に放送が始まりました。監督は小川優樹、シリーズ構成・脚本は猪原健太、キャラクターデザインは植田和幸、アニメーション制作はパッショーネです。
主人公の福賀くるみの声は鈴木愛奈。くるみのまわりの人物として、小金萌智子(瀬戸麻沙美)、山師芽吹(伊藤彩沙)、高根やす子(岡咲美保)が登場します。
オープニングテーマ「FX戦士くるみちゃん」とエンディングテーマ「$・¥・€」は、どちらも福賀くるみ(鈴木愛奈)が歌います。エンディングの題名に並ぶのは、FXで取引されるドル・円・ユーロの記号です。
このサイトで見るときのポイント
このサイトでは、スイスフランショックや、政府・日銀の為替介入でドル円が数分で数円動いた場面を、1分足で1本ずつ進めながら見られます。デモトレードで売り買いもできます。
出典
「このサイトの1分足では」と書いた値は、このサイトのデータから読んだものです。